【読者のお悩み相談】輸入高級車（セダン）って中古車価格めっちゃ安いけど、買って大丈夫？

メルセデス・ベンツ Eクラス

アウディやBMWのミドルクラスセダンは下落が大きめ？

まずはじめに、輸入高級セダンの中古市場の相場について、ブランド別の代表車種をみてみましょう。

carview!中古車のデータをもとに現行モデルと中古車の価格帯を比較すると、メルセデス・ベンツ「Eクラス」の平均中古車価格は約876万3000円で、平均走行距離は5976kmとされています。

一方、BMW「5シリーズ」は平均価格約621万2000円、平均走行距離6240km、アウディ「A6」は約453万4000円、平均走行距離2万7850kmとなっています。

現行モデルの新車価格は、それぞれEクラスは899万〜1209万6000円、5シリーズは826万〜948万円、A6は795万〜1140万円となっています。

Eクラスについては中古と新車でそこまで大きな差がない一方、5シリーズやA6では中古市場での価格下落が顕著です。特に、A6は現行型がデビューしてから時間が経っており（欧州などではすでに新型が発表済み）、新車価格と比べて中古車価格が大幅に下がっており、中古車としての割安感が強くなっています。

このように、同じ輸入高級セダンでもブランドやモデル、タイミングによって価格の下がり方は異なり、購入検討時にはその差を理解しておく必要があります。