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話題のSUV、トヨタ C-HR開発担当のやんちゃなチーフエンジニアに聞いた

話題のSUV、トヨタ C-HR開発担当のやんちゃなチーフエンジニアに聞いた

写真は、C-HR(写真:トヨタ自動車)

プリウスとは二卵性双生児

プリウスよりも約一年遅れて市販化されるC-HRは「プリウスに続くTNGA第二弾ですね」と古場CEに挨拶するが、プリウスとC-HRはまるで二卵性双生児のように同時に開発が進められていたそうだ。

TNGAを指揮するTNGA開発部隊にとってもプリウスとC-HRの要求はあまりにも異なるが、その要求を両立できるのがTNGAの真髄なのだという。昔の開発システムでは各CEの要求になかなか応えることができなかった。その結果、自己満足的なコダワリで終わってしまい、世界で戦うクルマが開発できなかったという忸怩たる思いがある。各CEのワガママ(良い意味でのコダワリ)を実現するために、TNGAユニットの開発部隊は鮮度の高めるための仕組みを幾つか用意している。これがTNGAなのだ。

まず、まったく個性が異なるプリウスとC-HRが二卵性双生児として誕生することに驚きがある。トヨタのCセグメントのTNGAはVWのMQBよりも柔軟に対応できるプラットフォーム戦略なのだ。

難題はそれだけではない。トヨタにとってCセグメントは世界各国で生産される。その生産台数はトヨタの中でも最大級。一箇所の設計変更は世界中の工場に影響する。だから、途中で大きな設計変更はできない。それなら、最初から柔軟なプラットフォームを開発し、時代のニーズに応えられる「進化するプラットフォーム」を考慮するべきというコンセプトに基づいているのだ。その意味でもTNGAはコケるわけにはいかないが、守っていてもダメ。攻めることも大切で、そこが2000年代のトヨタとは大きな違いなのかもしれない。

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