【日本COTYも受賞】ハイブリッドの王道「プリウス」が売れない! 販売店で囁かれる不振の理由
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー 625
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一方、ある業界関係者はまた別の理由を指摘します。
「たしかに、リコールがプリウスの不調の一因であることは間違いありませんが、根本的な要因としては、トヨタの戦略とユーザーニーズのミスマッチがあると考えます。
現行のプリウスは『4ドアのスポーツカー』と呼べるルックスや走りをもっていることから、トヨタとしては『新たなユーザー』を獲得するツールとしたかったようです。
>>かなりスポーティな現行プリウスや、その他のトヨタHVモデルを画像で見る
そのために、サブスクリプションサービスである『KINTO』専用のグレードを用意するなどの取り組みがおこなわれました。
しかし、フタを開けてみると、実際にプリウスを購入したのは既存のユーザーが多く、トヨタの目論見はやや外れてしまったと言えます。
トヨタの既存のユーザーのなかには保守的な考えを持つ層も多く、その前衛的なデザインや販売手法はむしろネガティブな印象を与えてしまったようです。
誤解を恐れずに言えば、発売当初の好調はプリウスの持つ絶大なネームバリューによるものであり、本質的にはユーザーのニーズを満たしていなかったと考えられます。
2024年4月のリコールによって生産が中止となり、プリウスを購入することができない状態となったことで、そうしたミスマッチが顕在化したのかもしれません」
(次のページに続く)
>>価格差90万円も実質ゼロ!? プリウスPHEVとHEVの違い&購入時に注意したい点
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