雨の日の視界を守る! コージのワイパー指南
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:菊池 貴之
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「Aerotwin(エアロツイン)」の汎用性を高めた「Aerotwin Multi(エアロツインマルチ)」。なるほどと納得したところで、さらに「エアロ」と「ツイン」が何を意味するのか、コージさんが解説してくれた。
コージ:「エアロ」は文字通りワイパーブレードがエアロダイナミクスを追求したフォルムであることを意味している。ブレード前面がスポイラー形状になっているので、走行風によってダウンフォースを生み出して高速走行時に起こりやすい浮き上がりを防いだり、ビビリや風切り音を低減するんだ。
編集部:「ツイン」は何なんでしょう?
コージ:「ツイン」はワイパーゴムが二重構造になってることを意味しているんだ。根本の部分には柔軟な素材を使って、ガラス面に触れる先端部分には耐久性の高い素材を使っている。これがワイパーゴムの「反転性」と正確なワイピングにつながるわけ。
編集部:「反転性」ですか?
コージ:ワイパーが上下に行ったり来たりするとき、ガラス面に触れているゴムの先端も上を向いたり下を向いたりって交互に繰り返すよね。その切り返しを「反転性」と表現するわけなんだけど、クリアで滑らかなワイピングを実現するためにはその反転性がすごく重要なんだ。ワイパーゴムがガラスの水滴をしっかり拭き上げることができる理想的な角度というのがあるんだけど、それを長期間にわたって正確にキープするためにはゴムが機敏に切り返す、つまり反転性がよくないといけない。エアロツインマルチは性格の異なるゴムを使い分けた二重構造とすることで、優れた反転性と正確な拭きを両立しているんだよ。
編集部:多くの欧州車に純正採用されるだけあって、いろいろと考えられているんですね。
コージ:昔、ベンツの190の1本ワイパーを初めて見たときも感動したけど、個人的にはエアロツインマルチもそれに匹敵する驚きを感じるね。機能を極限まで追及した結果として生まれた洗練された形状は、2009年のグッドデザイン賞も受賞しているから見た目もいいしね。国産車、輸入車を問わず、たくさんのユーザーに使ってみて欲しいな。自分のクルマに適合品があるかどうかは、ボッシュの公式サイトで確認できる。事前にチェックしておくことをオススメするよ。
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