新型ラクティスに試乗 ベストバイはどれだ?
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:篠原 晃一
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1.5リッターのみに設定の4WDを合わせると、全部で11グレードもある新型ラクティス。ちょっと迷っちゃうけど、まずは正真正銘のベースグレード、1.3リッターの「X」から。エアコンはマニュアルだし、ヘッドライトはハロゲンだし、贅沢な装備はないが、UVカットガラスやCD+AM/FMオーディオが付いていて、とくに不満を感じることはなさそうだ。安全装備では、EBD付きABS&ブレーキアシストが全車標準装備になっている。けれども、2012年からESC(横滑り防止装置)が装着義務化となるのに、オプションで選べるのが「S」のみ、というのは解せないところだ。
走り出してみると、とても軽快な加速感。ハンドリングは適度な手応えがあるし、アクセル操作での加減速がけっこうダイレクトにできて、快適かつ楽しい。上り坂では踏み込むとノイズが大きめで、急にもっさりとした加速になるので、フル乗車ではちょっと辛いかなと思ったが、これだけ走れば十分でしょうと納得できた。1.3リッターは1.5リッターよりもフロント軸重が20kgほど軽いので、この軽快感が出たらしい。
それに、1.3リッターに搭載のCVTは1.5リッター用とは別のもので、大きく内部改良されている。トヨタのCVTとしては初めて、半クラッチ状態を制御できるフレックス・ロックアップ・コントロールシステムを採用。それにより、さらに滑らかで効率のいい制御が可能となっている。
ただし、運転を代わってもらって後席の乗り心地を味わうと、これが残念なものだった。座面から伝わる振動に加えて、背中からも小刻みにブルブルときてシビレてくる。なんだか、くすぐったい電動マッサージ機にあたっているみたいだ。騒音も大きい。試乗した河口湖周辺はあまり路面がよくないのだが、それを差し引いても…。でもこの感想を開発者に率直に伝えたところ、すぐに確認試乗に出かけ、「すみやかに改善策をとりたいと思います」との言葉をいただいた。この対応にはとても感心したし、信頼できるものだと思う。
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