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新型ゴルフ日本発売 3気筒1.0Lモデルを好印象にさせたマイルドハイブリッドの恩恵とは?

新型ゴルフ日本発売 3気筒1.0Lモデルを好印象にさせたマイルドハイブリッドの恩恵とは?

インテリア インパネ回り

静電容量式のステアリングホイールを採用してできたこと

ADAS(先進運転支援システム)も進化した。従来型にはACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)と車線中央維持支援機能を組み合わせた渋滞時追従支援システム「トラフィックアシスト」が備わっていたが、新型では作動条件が渋滞時に限らず全車速域(正確には0-210km/h)となり、それに伴ってシステム名が「トラベルアシスト」に変更された。先行車との車間調整は渋滞時から高速走行時までスムーズで、交通量が多い状況下でも不安なく使えた。

ACC作動中、先行車両が停止すると自車も停止し、保持される。数秒以内に先行車両が再発進すると、自車も自動的に発進する。一定時間以上停止すると、自動再発進はせず、リジュームボタンを押すかアクセルペダルを軽く踏む必要がある。ここまでは多くのクルマと同じ。ゴルフが新しいのは、ステアリングホイールに手を添えている限り、数秒を超えて停止しても、先行車両が再発進したら自車も自動的に追従する点。静電容量式のステアリングホイールを採用したからできることだ。またACC作動中に直進が続いても「(握っているのに)ステアリングホイールを握ってください」という注意が出ないのも、静電容量式の利点だ。

試乗した1.0Lのアクティブ(従来のコンフォートライン)が312万5000円。1.5Lのスタイル(従来のハイライン)が370万5000円。どちらも純正カーナビを付けたければ19万8000円のオプションを上乗せする必要があるが、ワイヤレス接続可能なApple CarPlayかAndroid Autoのナビを使えば十分だと思う。

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