スズキの新たな挑戦!キザシの進む道は?
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一、スズキ株式会社
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:篠原 晃一、スズキ株式会社
スズキという自動車メーカーが大きく変わったのは、2004年11月に2代目となる「スイフト」が登場した時からだと断言できる。
スイフトの登場によって、僕のスズキを見る目は180度変わった。欧州の街並みにおいても全く存在感を失わない独自性あるデザイン、他の日本の同クラスとは全く異なるドライバーズオリエンテッドな走り…。正直それまでのスズキは僕の中で、あまり気にならない日本の自動車メーカーだったが、この日を境に最も気になる自動車メーカーに変わった。1台の優れたクルマの持つ説得力はそれほどに強い。しかもそんな想いは、何も僕の個人的な好みによるところだけではないことが判った。
事実、スズキはスイフトから開発の体制を大きく変えたからだ。スイフト登場以前のスズキ社内では、他の自動車メーカーのようないわゆるチーフエンジニア制度が希薄だったが、スイフトからはチーフエンジニア制を導入した結果、プロダクトは明らかに個性を持つようになった。それはスイフト後に登場したエスクードやSX4などを見ても明らかだ。
そしてこの原動力になったのが前社長の津田紘氏。スイフト登場以前のかつて、津田氏が欧州で他メーカーの製品と自社製品を比較試乗した時、自社製品のあまりのレベルの低さに衝撃を受け、以降はより追求&徹底した開発が指示されたという。それを受けてスイフトが登場するのだが、スズキはさらに次の一手を計画していた。それが2007年のフランクフルトショーに登場したスズキ初のC~Dセグメントに属すモデルである「コンセプト・キザシ」であり、その直後の東京モーターショーに登場した「コンセプト・キザシ2」だった。
この頃から既にプロジェクトが本格的に動き出していた「キザシ」は、スズキにとっては初めてとなる中型サイズの乗用車だけに、開発にも相当に気合が入っていたことは想像に難くない。
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