愚直なまでに”マツダらしさ”を追い求めたCX-60。SUVでも”人馬一体“と”美“は表現できるのか
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹、マツダ 182
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹、マツダ 182
CX-60のデザインコンセプトは「ノーブル・タフネス」。直訳すれば”堂々とした力強さ”と言ったところか。チーフデザイナーの玉谷氏によると、縦置きパワートレインのSUVが持つ強さ、それと魂動デザインが持つ知性とエレガンスをしっかりと両立させることをテーマに取り組んだという。
「一番大切にしたのは、走りの良さがしっかりと伝わるような骨格の表現。鍛え抜かれたアスリートの肉体のように、一目見てその運動性能の高さを感じ取ることができ、自然で堂々と力強い、そういう骨格を目指した」(玉谷氏)
玉谷氏は、FRのクルマが作りたくてマツダに入社したほど後輪駆動が好きな人物。入社後、マツダのクルマはどんどんとFF化されてしまいFRのクルマをデザインする機会はなかったそうだが、CX-60でFRのデザインができるとわかった時はすごく嬉しかったという。
「ボディに対するキャビン、特にAピラーの位置は、もうちょっと(前に)戻した方が綺麗だよって色んな人に言われたが『パッと見てこれは違う骨格なんだ』という表現をしたかった。縦置きの6気筒エンジンとモーター、それにトランスミッションが入っていることを強調したかった」
マツダが引き算の美学とも表現する魂動デザインだが、今回1つだけ”足した”ものがあると玉谷氏は解説してくれた。
「フロントフェンダーに埋め込んだパーツのスペースには、我々が誇るエンジンが入っている。そこに技術ネームを入れたパーツを配置することで、オーナーにも誇ってもらえるような演出をしている」
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