シボレー カマロはアメ車の迫力とは裏腹な、乗りやすさも備えた今風のデートカーだった!?

これからの時代、再評価が進む可能性もあり？

高速道路では直進安定性の高さを感じます。大径偏平タイヤを履くわりに、轍や不整路面などに足をとられることもなくリラックスしたクルージングが楽しめます。

そしてほとんどロールしないままフワーっと駆け抜けていくコーナリング感覚には、やはり濃厚なアメ車感がありました。フロントタイヤの接地感がやや軽めで、コーナーに飛び込んでいくような攻め方をする気にはなりませんが、これはこれで爽快なクルージングが楽しめます。

…というわけでシボレー カマロ、質感やアメニティでは欧州車や国産車に敵わないものの、趣味性やドライブフィールのまとめ方は流石アメリカという印象。意外な乗りやすさや快適性まで備えているという意味でも新鮮でした。先進安全機能やACCなどのドライバーアシストが充実すれば評価はさらに上がりそうです。

今回、最もカマロに惚れ込んだ編集Kのコメントによれば、例えばドライブデート（死語？）やシーズンスポーツに出かけるとして、話題沸騰の国産スポーツカー「トヨタスープラ」より、カマロで行くほうが幸せ度が高い気がするとのこと。そう言われてみると、乗り込むまでは自己主張強めなのに、乗ると脇役として味を出すような、おおらかなところがあるかもしれません。それに街中では大人だけではなく、子ども達からも注目されました。

フルモデルチェンジした「ジープ ラングラー」が、従来の欧州車や国産車では物足りないスタイリッシュな人々を中心に人気を集めているようですが、スポーツ系のアメ車にもポテンシャルがありそうな気がします。

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