シボレー カマロはアメ車の迫力とは裏腹な、乗りやすさも備えた今風のデートカーだった!?

質感より雰囲気重視だがシートの座り心地が素晴らしい

乗ってすぐ気がつくのはフロントシートのつくり。大きめサイズで密度の高いクッションが腰や背中を包むように支えてくれます。蒸れにくい送風ファンの採用や、ドア部分に付く高低2段のアームレストもポイント。助手席も含めて座り心地はベストの部類だと思いますが、まさかアメ車でシートが話題になるとは思いませんでした。フルリクライニングできれば満点かも（※北米のクルマはフルリクライニングできない事が多い）。

一方、後席は身長170cm弱の編集でも頭がつかえます。クッションがいいだけに残念。乗り込む時に前席シートベルトをくぐるように屈む必要があるなど、あまり後席を使うことを想定していないようにも感じました。小柄な女性部員には座り心地や囲まれ感が好評です。

アンビエントライトを備えるインテリアはつくりが大味という意見と、スポーツクーペを作り慣れたアメリカ人のセンスを感じるという意見に割れました。担当編集はデジ＆アナ混合デザインのメーターも含めて上手いなと思いました。ナビの設定はありませんが、Apple CarPlayとAndroid Autoが使えます。ドアポケットがないのと、センターコンソールまわりの小物を置くスペースが少なめなのは要改善でしょうか。

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