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登録車も軽自動車も輸入車もコロナの打撃からV字回復中【マーケット概況・7月】

軽乗用車は前年比ほぼ同等まで回復

コロナ禍で大幅な落ち込んだ新車販売がV字回復を遂げている。5月に前年比45%減まで減少したのをピークに、6月は同23%減、そして7月は同13.7%減の39万6346台まで回復。特に軽自動車については前年とほぼ同等レベルまで持ち直した。

カテゴリー別に見ると、登録乗用車は前年比19.6%減の20万7473台。落ち込み幅は約2割とまだ少なくはないが、前月に比べると7ポイント上昇しており、順調に回復してきている。内訳は、3ナンバー乗用車が21.5%減の11万0378台。5ナンバー乗用車は17.4%減の9万7095台で、いずれも前月に比べてマイナス幅は縮小。新型「トヨタ ハリアー」や、「トヨタ ヤリス」「トヨタ ライズ」の貢献が大きかった。

軽乗用車は、前年比1.7%減の12万3298台と、急回復を見せた。その結果、乗用車全体に占める軽乗用車の割合は39.5%となり、近年でもっとも高かった2019年8月の39.0%をさらに上回るシェアを獲得した。1月にフルモデルチェンジした「スズキ ハスラー」や3月発売の「日産 ルークス」、6月デビューの「ダイハツ タフト」といった新型車が販売を牽引した。それでは順に詳しく見ていこう。

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