登録車も軽自動車も輸入車もコロナの打撃からV字回復中【マーケット概況・7月】
掲載 更新 carview! 31
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7月の乗用車ランキングは、首位の「ホンダ N-BOX」に、2位「トヨタ ヤリス」が接近するという新たな展開を見せた。N-BOXは前年比32.5%減の1万6222台と、このところライバルの台頭もあり対前年比の落ち込みが目立ってきた。絶好調の「トヨタ ヤリス」がそのスキを付いて、首位の座を脅かしつつある。とはいえ、その差はまだ2000台強あり、来月その差がさらに縮まるのか、あるいは開くのか見どころだ。
3位「スズキ スペーシア」は、前年比5.1%増とコロナ禍以降、初めてプラスに転じた。4位「ダイハツ タント」は前年比では9.7%のマイナスだが、スペーシアとの差はわずか230台。この2台にとっても、N-BOXは射程圏内に入りつつある。
5位と6位には「トヨタ ライズ」と「トヨタ カローラ」が入った。カローラは前年比24.2%増と2ヶ月連続で前年実績を上回った。7位「ダイハツ ムーブ」は20位から7位にまでジャンプアップ。前年比を見ても2.6%減とほぼ完全復活を遂げている。
そして8位には6月17日にフルモデルチェンジした「トヨタ ハリアー」がランクインした。登録台数は9388台。登録車に限れば4位に入り、登録車のトップ4をトヨタ車が独占した。

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