中古車のローンは最長何年まで組めるのか。短期・長期ローンを選ぶポイント【購入ガイド】

中古車ローンを何年で組むかを決める時の注意点

中古車のローンを何年で組むか決定する前に、注意しておきたいポイントがあります。おおよその年数が決まったら、最終的な決定を行う前に次の2点を忘れずに確認してから、ローン契約を結ぶようにしてください。

返済期間は途中で伸ばせない

自動車ローンは、一度決定した返済期間を変えることが原則できません。返済を開始してから支払いが難しくなってしまったとしても、毎月の返済額を減らせないということです。

どうしても返済が難しい場合はローンの「借り換え」をすることは可能ですが、手数料が発生するでしょう。借り換えは新しくローンを組み直すため、契約時から金利に変更があった場合、再度料金シミュレーションが必要になり手間がかかります。契約後にローンの返済で頭を悩ませることがないよう、余裕をもった返済計画を立てましょう。

返済期間中の車の売却は完済での対応となる

自動車ローンを返済中の車は、その車の所有者がローン会社やディーラーであることがほとんどです。車は所有者本人でないと売却ができません。そのためローン返済中の車を売却する場合、ローンを完済し名義変更する必要が出てきます。

ローン返済中の車を売却してローンの残債より上回るのであれば、それでローンも完済が可能です。しかし売却額でも賄えない場合、残りは一括で返済しなければいけません。

ライフスタイルの変化などで、ローン返済期間中に車の乗り換えが必要になっても、無理のないようにローンを組むようにしましょう。