812スーパーファストは、最新技術の粋を集めた極上のサラブレッドだった
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フェラーリ・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フェラーリ・ジャパン
1950年代、まだフェラーリの多くのモデルが手作りに近いかたちで生産されていた頃の伝統的な車名をひっさげて、跳ね馬の最新フラッグシップが登場した。その名は「フェラーリ 812スーパーファスト」。ちなみに812という数字は、最高出力800ps、12気筒を意味する。今回はこの最新作をフェラーリのテストトラックであるフィオラノ、そして周辺の一般道で存分に試すことができた。
V型12気筒自然吸気エンジンを長いフロントノーズの下に積み、後輪を駆動する基本レイアウト、そして車両骨格の基本部分は前作「F12ベルリネッタ」から引き継ぐが、そのエクステリアは一新されている。
目をひくのは、まるで空気の流れを可視化したかのようなディテール。エンジンルームに多量の空気を取り込み、効率よく冷却し、ダウンフォースを稼ぎだす。見えないはずの空気の働きを、目に見える形に変えたフォルムは、比類のない凄みを醸し出している。F12ベルリネッタは美しいクルマだったが、実現していたパフォーマンスに対して、やや大人しく見えたという思いもデザイナー陣にはあったようである。
もちろん、すべてのデザインは機能に通じている。床下の3つの可動式フラップ、フラットフロア、大型化されたリアスポイラーなども相まって、ダウンフォースを引き上げつつドラッグの低減を達成しているのだ。
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