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アウディTTの頂点「TT RS」が7年ぶりに第2世代へ。ドイツから走りを報告

雨のサーキットで際立ったハイテク

今回は、まず「クーペ」でレーシングコースを走ったのだが、ニューTT RSは生憎の雨の中でも、その高性能ぶりを見せつけた。5気筒特有の唸るようなエグゾースト・サウンドを響かせながらピットレーンを抜け、コースに出た瞬間にアクセル・ペダルを踏み込みと、強烈な加速Gに襲われたのである。スリッピーなヘビーウェット・コンディションにもかかわらず、である。

これはもちろんパワフルな新しい2.5 TFSIも理由のひとつだが、装着されていた255/30ZR20のピレリPゼロ・コルサと、クワトロGmbHが専用チューニングを施した電動油圧式多板クラッチによるセンターデフを備えたクワトロ・システムが大いに貢献している。ニューTT RSのクワトロ・システムは、トラクション状態やアンダー/オーバーステアの状態に応じて、前後アクスルの駆動力配分を100:0~0:100へと変化させるハイテク4WDだ。これにより、雨の中でも抜群のトラクションを確保し、驚くべき加速を可能にしているのは間違いない。0-100km/h加速3.7秒(ロードスターは3.9秒)、最高速度250km/h(オプションで280km/hに引き上げる事も可能)という性能に嘘はない。

また、フルタイム4WDだがコーナリングも極めて俊敏だ。専用チューンのプログレッシブ・ステアリングを備えたニューTT RSは、ステアリング操作に対してノーズがスッと反応し、瞬時に旋回状態に入る。そして、狙ったラインを正確にトレースするのだ。たとえアンダーステアやオーバーステアになったとしても、挙動はわかりやすく、最小限のステアリング修正とアクセル操作で収束し、力強くコーナーを抜けてゆく。ニューTT RSがいかに緻密に制御されたハイテク4WDスポーツであるか、ウェット・コンディションだったからこそ、より深く体験できたと言えるかもしれない。

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