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VW新型up! GTIはまるでFWD版NDロードスターのようなハンドリングが楽しい

フツーに走るだけで“乗りものドーパミン”が出る楽しさ

ハンドリングは、FWD版NDロードスターと言ったら言い過ぎだろうか。いやある部分では、それよりもしっかりしているところがある。また同じセグメントであるルノー・トゥインゴGTよりも質感が高く(トゥインゴの魅力はそのライトな味わいなのだが)、スマート フォーフォーよりもスポーティだと思う。

スタビライザーをノーマルより固めに設定していることからリアタイヤの接地性はどっしりと落ち着いているが、ブレーキでサスペンションを縮め、そこからステアリングを切り込めば、深い曲率のコーナーでもロール姿勢を安定させたまま、グッドイヤー「E-Grip Performance」を路面に押しつけてノーズをグーッと回り込ませていく。

また適度にトールな車体の重心移動を使ってリズムを作れば、ツイスティなワインディングも自在にスラロームできる。太めのノブを持つ節度のある6MTを駆使して走りを組み立てれば、それは立派なスポーティドライブである。

だがup! GTIは、飛ばさなくても楽しい。フォルクスワーゲンの開発部隊はこのクルマに初代ゴルフGTIの面影をかぶせているようだが、筆者にとってup! GTIは「ハイウェイをぶっ飛ばせる小型グランドツーリングカー」というよりも、極めてまともに作り上げられた「小さな相棒」。だからフツーに走っているだけで、“乗りものドーパミン”が出て楽しいのである。

しかしこれまでの歴史が示す通り、小さな高級車はなかなか成立しないジャンルである。これがどこまで人々に理解されるか。現地価格で約225万円というプライスが、日本でどう落ち着くのかはひとつの見どころ。その導入は、今年中頃とのことである。

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