「EVは想像より環境に良くない!?」豊田会長が改めて語る、“未来の電動モデル”が意味するクルマとは
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 84
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 84
これらの数字の背後にある計算の詳細は説明しませんでしたが、EVが万能薬ではないことを示したかったのは明らかです。
確かに、電気自動車は排気ガスをゼロにしますが、それは問題の一部にすぎません。EVの製造とそれを充電するための電力の発電による環境への影響は、より複雑な物語を語っています。これに、多くの地域で充電インフラが不十分な状態であることを加えると、少なくとも現時点ではハイブリッド車が依然として意味をなす理由が理解しやすくなります。
トヨタのハイブリッド開発における深いルーツは、1997年の初代プリウスにまで遡ります。それ以来、ハイブリッド車は同社の世界販売の大きな部分を占めるまでに成長しました。現在、ハイブリッド車はトヨタのほぼすべてのモデルラインで提供されています。需要が特に強いのは欧州や北米などの市場で、自己充電ハイブリッド車は、電動化に向けた現実的で負担の少ないステップとみなされることが多いようです。
そして最後に豊田氏は、「あらゆる選択肢を検討し、あらゆる方向に取り組むべきだ」と述べており、「企業として、私たちが戦っているのは二酸化炭素だと一貫して言い続けてきました。」と締めくくりました。
昨年同氏は、長期的に見ても完全な電気自動車は世界販売の30%を占めるに過ぎないと示唆して話題になりましたが、EVのみの未来への突然の移行により、550万人の日本の雇用が危険にさらされる可能性があるとも警告しています。
現在世界のトップブランドでも、EVの販売が苦戦、どのブランドも計画を修正し、現在開発中のBEV専用モデルにさえ、ICE搭載バージョンを導入するなど急な方向転換を強いられています。10年前には、2030年には世界の車がほぼEVモデルになると予想する人もいましたが、その予想は脆くも軌道修正されることは間違いないでしょう。
>>最新作「bZ3X」は中国も驚く超コスパBEV。トヨタの最新電動モデルを見る
(終わり)
(写真:トヨタ)
|あわせて読みたい|
>>レクサス新型「ES」公開への反響は? デザインに賛否、「中国意識しすぎ!」の声も
>>【原因は中国?】長くて広い「5シリーズ」が日本に初導入されたBMWの“ウラ事情”
>>【メルセデスやBMWが投げ売り】BEV市場の地盤沈下で輸入新古車がほぼ半値に
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【日本車黄金時代】ホンダ・ビートは愛らしくファニーなMRモデル。楽しさでは誰にも負けなかった!
トヨタEV「bZ4X」10月だけで1100台販売! なぜ日系メーカーは「EV移行」で遅れを取るのか?――欧州市場で迫る淘汰リスクを考える
ターボ車で5時間耐久を勝ち抜けるのか?スズキ「アルトワークス」で挑んだ暑さ対策と完走への戦略
ゴルデングローブ2026のノミネート作品発表──日本からは『鬼滅の刃』が候補入り!
リッター20キロ走る! ホンダの最高級ミニバン「“新”オデッセイ」登場! 全長4.8m“堂々”ボディに快適度アップの「大型シェード」新採用! 最新「3列・7人乗り」の“豪華仕様”が販売店でも話題に
「千葉県と栃木県を直結する特急」が今冬に運転! 元・房総特急の車両が両毛線まで直通
まもなく発売! 三菱の“オールラウンドミニバン”新型「デリカD:5」は何が進化した? スタイリングはより力強く! ハイテク搭載で向上した走破性も注目です
「6割も軽い!?」「イケメンすぎる…」Z900RSのチタンフルエキが登場
「もし助けが必要なら電話してくれ」とロバンペラにエール。コバライネンが語るラリーとフォーミュラの境界線
トヨタ最新「“3列7人/8人乗り”ミニバン」が凄いッ! 世界初「画期的ドア」&メーカー初の”安全機能”や運転支援技術がもり沢山! 人気トップ10にもランクインしている大人気「ノア」の革新的技術って?
富士山麓の「渋滞」回避へ! 国道138号の「抜け道」開通に歓喜の声、忍野村「村道鐘山線」
ホンダ「NS400R」(1985年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
【まさかの“最強の商用車誕生”】トヨタ「プロボックス」一部改良で使い勝手が激変。ACC標準化で日常もアウトドアも“隠れ最適解”になった件
中国向け「RAV4」は“約378万円〜”の設定で登場。国内仕様コア/アドベンチャーの2モデル体制が示す市場差
スズキの小型SUV「eビターラ」発売まで約2ヶ月。現在の受注状況は? 補助金厚めで都市部を中心にジワジワ人気拡大中
日産エクストレイル次期型が徐々に姿を現す! 新たなデザインと進化型プラットフォームの特徴とは?
ホンダ「ヴェゼル」に追加設定された「RS」が“コンパクトSUVの大本命”と言える3つのワケ
26年発売の新型「スーパーワン」に販売店も期待大。ホンダが“小型BEVスポーツ”を市場投入する意図とは?
【まさかのアマゾンで買えるミク仕様】ダイハツ「ミクキャンバス2」登場! 約25万円で“さりげなく初音ミクを推せる軽”に変身する特別パッケージ
【日産の逆襲が本格化】新型「エルグランド」の中身がついに判明。美意識デザイン×e-POWER×プロパイロットで「アルファード」包囲網が整った
これは「N-BOX」越えちゃったかも。日産新型「ルークス」が子育て卒業層に提案する“軽でも高品質”という選択肢
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!