「EVは想像より環境に良くない!?」豊田会長が改めて語る、“未来の電動モデル”が意味するクルマとは
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 84
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トヨタ自動車会長のモリゾウこと豊田章男氏は、トヨタのマルチエネルギー戦略を擁護し、EVのみの将来的なアプローチに警鐘を鳴らすと同時に、カーボンニュートラルはトヨタの最重要課題であると強調しました。
世界で最も売れているブランドであり、ハイブリッド技術の長年の推進者であるトヨタは、他の自動車メーカーが完全な電動化に向けて全力で取り組んでいる一方で、依然として地歩を固め、EVのラインナップを慎重に拡大するとともに、ハイブリッド車に注力しています。
トヨタは、中国で「bZ」シリーズを幅広く展開する最近の動きにもかかわらず、EVの展開が比較的遅いとして批判を浴びることも少なくないようです。しかし、豊田章男会長に聞けば、批評家が躊躇と呼ぶものには方法論があるといいます。マルチエネルギー戦略に対する確固たる姿勢で知られる豊田氏は、トヨタが完全電気自動車の潮流に追随しない興味深い理由を改めて説明しました。
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同氏は最近、米国を代表する自動車専門誌「Automotive News」(オートモーティブ・ニュース)とのインタビューで、「カーボンニュートラルという言葉が流行した時、私たちは企業として「敵は炭素だ」と言いました。二酸化炭素を削減するために、今すぐできることに集中しなければならない。それが私たちの決断の根底にあります。それは今も、そしてこれからも変わることはありません」と述べました。
豊田氏はまた、トヨタのハイブリッド車の歴史についても言及ました。「ハイブリッド車は約2700万台販売しましたが、これらのハイブリッド車は、路上を走る電気自動車900万台と同等の環境負荷をもたらしました。しかし、もし日本で電気自動車900万台を製造していたら、二酸化炭素排出量は削減されるどころか、むしろ増加していたでしょう。これは、日本が電力を火力発電所に依存しているからです。」と述べました。
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