【ミニバンにはない自由度】“国産3列SUV”オススメ7選。それぞれの特徴は? 忘れてはいけない“あのモデル”の存在感も光る
掲載 carview! 文:koensha 21
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●日産「エクストレイル」
エクストレイルは、ミドルクラスながら“5人乗り/7人乗り”の3列仕様を用意した実用SUVだ。
パワートレーンには1.5L直3 VCターボ+e-POWER(シリーズ式ハイブリッド)を採用し、4WDモデルにはe-4ORCEによる電動四輪制御を備えて日常域の静粛性と雪道での安定感を両立。3列仕様は「X e-4ORCE」に限定されるが、価格は約448万円からスタートと手が届きやすい。
3列目は短距離または子ども中心の着席を想定しつつ、2列目のスライド&タンブル操作によってフレキシブルにアクセス可能。格納時はラゲッジと一体化し、長尺物の積載拡張もサポートする。ユーザーの求める用途に応じて乗車定員を選べる柔軟さが魅力である。
●マツダ「CX-80」
CX-80はマツダの新しい縦置きプラットフォームを採用した3列シートSUVで、上質な走りと実用性を兼ね備えた1台である。
パワートレーンは、直列6気筒3.3Lディーゼルと、そのディーゼルに48Vマイルドハイブリッドの組み合わせ、または2.5Lプラグインハイブリッド(PHEV)から選択可能で、FRベースのAWDにより安定したコーナリング姿勢を実現している。
シート構成は6人(セカンドキャプテンシート仕様)/7人(ベンチ仕様)が選べ、3列目は成人にも十分なひざ下空間を確保。3列目シートをたためば床面がほぼフラットになる仕様で、荷室の使い勝手は優秀である。
価格帯は約476万〜712万円と、ミドル〜プレミアムSUVのなかでも質と余裕を求める層に響く。
●三菱「アウトランダーPHEV」
三菱アウトランダーPHEVは、2.4Lエンジンと前後モーターのツインモーター4WDプラグインハイブリッドシステムを採用する、環境と走破性を両立した3列シートSUVだ。
グレード構成には5人乗りと7人乗りを設定し、3列仕様は「時々もうひとり増える家族」の利用を想定したかのような柔軟性を持つ。
サードシートは主として子どもや荷室兼用の用途に想定されており、大人が利用する際は短距離がお勧め。通常は2列5人モードで大容量ラゲッジスペースとすることも可能だ。
駆動制御には「S-AWC(スーパー・オール・ホイール・コントロール)」を搭載し、雪道・未舗装路などでの安心感が高い。価格帯は約600万〜672万円で、PHEVとして長期的な運用コスト低減も見据えた選択肢である。
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