発売1ヵ月で1万台受注! レクサスHS250hに試乗
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:小林 俊樹
HSは、ハイブリッド専用車であること以外にも、これまでのレクサス車とは異なる特徴を持っている。それは、クルマの基本的な成り立ちだ。クロスオーバーSUVのRXにはFFモデルもあるが、国内レクサスが販売するセダンとしてはHSが初のFFモデルとなるのだ。そしてそれは他のレクサスセダンとのプロポーションの違いにはっきりと表れている。
サイズ的にもっとも近いISと比較してみよう。ISは「背が低く」「キャビンが薄く」「オーバーハングが短い」という典型的なFRスポーツセダンルックの持ち主だ。それに対し、HSは「背が高く」「キャビンが厚く」「オーバーハングが長い」。同じセダンという形態でありながら、対照的なプロポーションである。とくに全高はISの1430mmに対し、HSは1505mmもある。これはもう明らかに室内スペース重視のパッケージングであり、HSが他のレクサスセダンのなかで異質に見える理由にもなっている。
また、4気筒エンジンも国内レクサスとしては初。さらに、プリウスとクラウン・ハイブリッドの間を埋めるべく、年末にはHSと同一の基本メカニズムをもつ「トヨタ・サイ」が投入されるのも公然の事実になっている。そういう意味で、HSはレクサス流のセダンというより、むしろプリウスに近い血統をもつクルマと言っていいだろう。
とはいえ、HSはプリウスをひと回り大きくしただけのクルマではない。歴代のレクサスハイブリッド・モーターショーモデルと共通する仕上げのグリルや、サイドウィンドウ両端に配したアローヘッド形状、上質な塗装、ショルダー部のシャープな造形など、そこかしこにレクサス流のデザインアイデンティティが見てとれるからだ。
さらに、さすがレクサスと思わせるのが、本革シートだけで6色、トリム色を含めれば合計10パターンを用意した豊富な内装バリエーションだ。グレードによって選択肢は限られるが、10色のボディカラー、3種類のオーナメントパネルなどを加えると、膨大なバリエーションのなかから自分好みの一台をオーダー感覚でつくることができる。このあたりはプリウスには望めない贅沢さである。
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