【日本人なら比べたい】日独“Cセグ”国民車「プリウス」と「ゴルフ」。コスパや魅力はどちらが勝つのか?
掲載 carview! 文:モンキープロダクション 77
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続いてプリウスは、言わずと知れた、“国民車”と呼ぶ人もいるほどの日本の大ヒットカーです。5代目となる現行型は2023年1月に発売されましたが、ひと目でプリウスとわかる姿でありながら、これまでにない低重心かつスポーティなデザインに生まれ変わりました。
全長×全幅×全高|4600×1780×1430mm
ホイールベース|2750mm
トヨタ内でゴルフとサイズで正面から競合するのは「カローラ」で、プリウスはそれよりひとつ上級のサルーンという位置づけなので、ゴルフと比較してプリウスのボディサイズが大きいのは不自然ではありません。そのおかげで、プリウスでは伸びやかなプロポーションが実現されており、同じ価格帯で比較した場合にはプリウスの魅力ともなっています。
>>【最新プリウスのデザイン】スポーツカー風に変身した現行プリウスの画像を見る
インテリアは水平基調ですっきりとした印象です。小径のステアリングの外側にメーターを配置したデザインが特徴ですが、ディスプレイが小さく、文字の視認性や情報量に不満を感じるユーザーが少なくないようです。このあたりは改良を受けたゴルフに軍配を上げる人が多そうです。
プリウスのパワートレーンは、トヨタが「第5世代」と呼ぶ最新のシリーズパラレルハイブリッドシステム。ベースとなるエンジンは2.0リッター直列4気筒もしくは1.8リッター直列4気筒が選択可能で、システム最高出力は前者が2WDモデルで144kW(196PS)、E-Fourモデルは146kW(199PS)、後者は2WDのみで103kW(140PS)。ただし、1.8リッターハイブリッドを搭載する「U」はトヨタサブスクの「KINTO」専用の扱いとなる点は注意が必要です。
(次のページに続く)
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