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GT-Rニュル開発レポ! 現地取材で見えた事…

現場で決める、が「GT-R」流

新型車ではなく年次の改良やイヤーモデルならば、新たな機構を入れたり改良をしてテストを行い確認し、市販車の仕様を決定していく…おそらく皆さんがイメージしている開発とはこんな感じではないだろうか?

確かにGT-Rは国内外を問わずにそういった風に開発を行っている。しかし、それだけではないのがGT-Rの開発テストにおける“現場”なのだ。

例えば今回のニュルでは、開発テストの他に2012年モデル用のカタログの撮影も行われており、なんとそのためのスタッフである代理店の方や撮影クルーまでがここに詰めている。しかも何でも自分たちの手で行うのがGT-R流で、カタログ撮影のドライバーは実験部のテストドライバーの方が行うなんてことも当たり前になっている。

さらにこの開発の現場には、本社からマーケティングの方も詰めていて実際に開発の現場の空気を感じながらこのクルマの販売等に関する戦略も練られていくのである。

欧州で開発テストを行う時には、日本で行う時と同様にプレス向けの試乗会を開催する他、ディーラーはもちろん、ロイヤルカスタマーを対象にした商談会も催される。しかもそれがニュルで開催される場合、実験部のテストドライバーの助手席でノルドシェライフェの走行も体験できる特典もある。

もちろんメインとなるのはいわゆる開発テスト。しかし、全てがここで決まる。そうしたやり方を造り上げたのはもちろん、GT-Rの開発責任者でありGT-Rに関する全ての権限を持っている水野和敏氏である。

「開発の現場は“人を育てる”のです。だからこそGT-Rに関わる全ての人がここで一緒の空気を感じることが大切。結果的にそれが人を育て、ひいてはGT-Rというブランドを作る源となるのです」 と水野氏は言う。現代の自動車開発からすれば考えられないような手段…だが日産のような大量生産メーカーがGT-Rのようなスーパーカーを作るには絶対に欠かす事のできない環境でもあるのだ、間違いなく。

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