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新型ミニクロスオーバー海外試乗。ボディは一気に大きくさらに豪華に

さらに大きくなるクロスオーバー

2010年デビューと、ミニ・ブランドのラインアップでは後発のモデルである「カントリーマン(日本名:クロスオーバー)」が、およそ6年を経て2代目へ進化した。実車はすでに昨年11月にロサンゼルス・オートショーでワールドプレミアとなっているが、ヨーロッパ市場での発売は2月に予定されている。今回はこれに先駆けて、1月12~13日にイングランドのオックスフォードシャーで行われた国際試乗会で、一足早くその出来映えを確認することができた。

新型ミニ・カントリーマンは、ミニ・ブランド初のプラグイン・ハイブリッドである「クーパー S E カントリーマン」がラインアップに加わることでも話題となっているが、今回の試乗会に用意されたのは、ガソリン・エンジンを搭載した上級グレードである「クーパー S カントリーマン」の8速ATで、駆動方式も4WDのALL4のみである。

オックスフォード郊外の会場に並べられたニュー・ミニ・カントリーマンは、やはり一回り立派になった印象だ。新型は全長4299mm×全幅1822mm×全高1557mmと、従来モデルに対して全長が約200mm長く、全幅も30mm拡大しているのだ。ホイールベースも75mm長くなり、2670mmとなった。

このサイズ拡大は、既に「BMW 2シリーズ アクティブ ツアラー」や新型「ミニ クラブマン」にも採用されている前輪駆動モデル用プラットフォーム「UKL2」をベースに開発された事が理由だ。先代モデルのユーザーから、より広々とした室内空間と、より大きなラゲッジスペースを求められたことから、躊躇無くサイズアップしたのである。

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