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エクスプローラーに萌え XLT&スポーツトラック!

ベストバイはどのモデル?

基本的にインドアオタク志向の私は、サーフィンもマウンテンバイクもスノーボードもたしなまず、スポーツトラックで颯爽と乗りつけるべき趣味を持ってない。しかし、いやだからこそ、エクスプローラーを買うなら迷わずスポーツトラックにしたい。どうせ荷物を積まないんだから「雨の日に荷物はどうする?」なんて心配も要らない……って、それじゃあ本末転倒もはなはだしいが、アメリカンスタイルを気取るなら、現在手に入れられる正規輸入車で、エクスプローラースポーツトラックほど気分が演出できるアメ車はほかにない。ちなみに、荷台(アメリカ流にいうと「ベッド」)を覆う取り外し式ハードトノカバーは全車標準装備なので、たいがいの荷物は大切に運ぶことが可能である。

原油高の時代にこんな巨大なSUVやトラックなんて……と拒否反応をお持ちの方もいるかもしれない。しかし、都内を這いずり、高速をひた走り、ちょっとコーナリングで遊んだ今回の取材ルートで、V6のエクスプローラーXLTが6.4km/L、そしてエンジン性能に余裕があってスロットルの踏み込み量も少なくて済むスポーツトラックV8で7.2km/Lという平均燃費を記録した。ともに10・15モード燃費値と大きく変わらなかったのもちょっとした驚きだが、それよりも、意外に燃費がいいとは思わないだろうか? しかもエクスプローラーは全車がレギュラーガソリン仕様である。燃料コストで考えれば、そこいらのハイオク仕様の3.0リッター級セダンと大差ない。

エクスプローラーはボディサイズも見た目ほど大きくはなく、全幅は1.8m台だし、全長もノーマルエクスプローラーで5mを切る。スポーツトラックはさすがに5.3mオーバーの長さだが、ボディの見切りは非常に良好なので、取り回しもストレスは小さい。スポーツトラックで唯一のデメリットは、商用車1ナンバー扱いとなるために、高速料金がちょっと高いことくらいといっていい。

……なんだかホメてばかりになったが、エクスプローラーが北米で不動のベストセラーである理由は、ほんの少しだけど理解できる気がした。とにかくハードウェアに死角がない。そして、日欧の多くのSUVが置き忘れた大らかさが、エクスプローラーにはまだ色濃く残っている。日本でもスポーツトラックを加えたエクスプローラーはじつに選び甲斐のあるシリーズとなった。個人的ベストバイは価格と性能のバランスを重視して「スポーツトラックXLT(V6)」だが、予算に余裕があればV8がほしい。高級ミニバンの後釜をお探しなら、エクスプローラーは3列シートであることにも注目してほしい。XLTなら価格はV6搭載SUVとほぼ同等だし、V8でも500万円台である。

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