【211万はお買い得?】希少なワゴン車 トヨタ「カローラツーリング」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 13
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 13
それでは装備を細かくチェックしていきます。
基本的には、W×Bは「キラキラしていて豪華」、GとXは「さっぱり系で見た目はだいたい一緒」といった具合です。例えば、フロントまわりに艶ありブラックの加飾があるW×Bに対し、GとXは普通のブラック。リアバンパーは加飾なしで上位モデルと差別化されていますが、見た目が大きく違うわけではありません。
ホイールはどちらも標準装備のスチールホイール&樹脂キャップの組み合わせがいかにもエントリーグレードで、見た目のショボさは避けられず、Gは16インチアルミホイールがオプション(7万8100円)で設定されますが、Xはオプションでも選べません。
また、ボディカラーが「スーパーホワイトII」、「プラチナホワイトパールマイカ」、「シルバーメタリック」、「アティチュードブラックマイカ」と白、黒、銀系の4色しかないため、それ以外のカラーがいいということであればG以上ということになります。
一方で、ヘッドライトは明るいLED式を標準装備し、ステーションワゴンらしさを演出するルーフレールも他グレードと同様にオプション(3万3000円)で選択できるなど、ホイールさえ気にならなければそれ以外の違いで悩むことはなさそうです。
内装ではGとXの差が垣間見えてきます。例えばGだとインパネやドアトリムの一部が合成皮革巻きになったり、Xはステアリングとシフトノブが安い手触りのウレタンに対してGは本革巻きになるなど、地味ながら質感を感じる部分に差がつけられています。
また、メーターも7インチディスプレイのデジタルメーターになるGに対し、Xは4.2インチのインフォメーションディスプレイを備えるアナログ式となります。
ただしこれについては、アナログ式のメーターがすっきりとした見やすいデザインということもあり、「むしろこっちのほうが好き」という人も一定数いそうな気がします。
また加飾の違いについても、「キラキラしていなくてもヨシ」という人であれば問題はないでしょう。
大きなポイントになりそうなのが、ナビです。Xはオーディオレスとなるため、何かしらのオーディオかナビをつける必要があります。一番シンプルで合理的なのがメーカーオプションの8インチディスプレイオーディオ(12万5400円)でしょう。これがGだと標準装備されるため、価格差は約10万円になります(ガソリンXに上記オプションを足した総額:223万4000円)。
お手頃な社外カーナビをカー用品店でつけてもらうことでその差を広げることができなくもないですが、先述のボディカラーのことなど考えるといよいよ「Gのほうがいいんじゃないか?」と思う人が増えてきそうな気もします。
その他の装備では、先進予防安全装備「トヨタセーフティセンス」が全グレード標準装備され、エントリーグレードでも安全装備にぬかりはありません。Xにも全車速追従式アダプティブクルーズコントロールが装備されるのが嬉しいポイントです。
(次のページに続く)
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
商用車ベースと侮るなかれ! 走りの良さに驚いたフィアット ドブロ マキシ 試乗レポート【前編】
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】今こそマークIIよりも強い個性を主張していた高級FRツーリングワゴン[ブリット]が欲しい!!!
予算は100万円以内でも[ハッタリが利く]!! 見栄っ張りオジサンが選ぶべきイケオジカー4選
3代目メルセデス・ベンツCクラスは後期型へのマイナーチェンジで一気に熟成が進められた【10年ひと昔の新車】
イタリア車との「甘い生活」 フィアット850 シリーズ(2) 積極的に回したいティーポ100
スパイダーからワンボックスまで! フィアット850 シリーズ(1) リアエンジンなイタリアの大衆車
10年前に一目ぼれしたディーゼルコンパクトを今さら愛車にしてみたら、ただ懐かしいだけじゃなかった【旧車系新企画「ちょいふるジョイフル」はじめます(2) スタッフブログ特別編】
「訳あり」だけど中古で安く買える高性能車 10選 マニアックなモダンクラシック
【10年ひと昔の新車】日産 ノートはフルモデルチェンジでコンパクトカーの新たなベンチマークになれたか?
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】ミニバンの主流からあえてハズしたホンダの意欲作[ジェイド]はなぜ売れなかったのか?
街に溢れる「スバル車」の“1番人気”ってなに? 「タフ顔SUV」や30年以上続く“ロングセラーモデル”も! 爆売れの「スバル車」トップ3とは?
国産ミニバンにはない使い心地? フィアット ドブロ マキシの使い勝手チェック【後編】
【シエンタvsフリード】走り、燃費、使い勝手、価格…似ているようで結構違う両車の特徴を徹底比較してみた
【次期マツダCX-5予想】2025年後半頃に登場、大きさ変わらず人気のディーゼル廃止でフルハイブリッドがメインか?
【クルマ好き民】が選ぶ2024年のベスト10は意外な顔ぶれに。1位の“異端児”は「そう来たか!」
【もはやノートPCサイズ!?】15インチ大型ディスプレイやマッサージ付きシートが付いた新型「ティグアン」試乗
【レガシィ、ステージア世代に乗ってほしい】新型「パサート」試乗 ドライブ好きならSUVよりワゴンでしょ
【今年はコスパ元年】フロンクスからランクルまで、お手軽予算や最強リセールで覚えておくべき車5選
“日本一”受賞で販売も好調なホンダ「フリード」は実際どうなの? 購入者のリアルな評価を集めてみた
スバル「WRX S4」改良、新色パープル追加&先進安全装備アップデート。特別仕様車も…448万円から
【気付ける?】バッテリーから見た目、走りまで…三菱「アウトランダー」の改良が“フルモデルチェンジ級”だった
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!