クーペとカブリオレの中間、新型911タルガ受注開始。欧州では新開発MTの設定も
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 41
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さて、最新の「911 タルガ」だが「911 クーペ」と「911 カブリオレ」の中間に位置するモデルで、全て4WD仕様、すなわちタルガ4とタルガ4Sとなる。共に3Lの排気量をもったツインターボフラット6で、前者は283kW(385ps)と旧モデルよりもプラス11kW(15ps)、最大トルクは450Nm、後者は331kW(450ps)でプラス22kW(30ps)、そしてトルクは530Nmでプラス30Nmの向上を果たしている。0-100km/hはそれぞれ4.2秒と3.6秒、最高速度は289km/hと304km/hで、それぞれプラス2km/hと3km/hとなっている。
トランシミッションは両モデルともに標準で8速PDKだが、タルガ4Sでは追加料金なしで新開発の7速MTも選択可能である(※欧州の場合)。またトルクはPTM(ポルシェ トラクション マネジメント)で4輪に配分される。このシステムでは新たにフロントのクラッチとデフユニットが水冷となり、制御や耐久性が向上し、これまでより多くの状況においてトラクションを改善させることが可能になっている。標準装備のタイヤはタルガ4に235/40ZR19(前)と295/35ZR20(後)、タルガ4Sには245/35ZR20と305/30ZR21のミックスサイズが用意されている。
デザインは2014年のデトトロイトショーで初公開された991タルガを継承したスタイリッシュなものである。トップの構造も基本的にはキャンバス製のトップ部分とおよそ13kgのリアのガラス部分から構成されているが、アクチュエーターの性能向上で開閉に要する時間は19秒に短縮されている。加えてリアのウィンドバイザーは50km/hから145km/hの間でキャビンへの走行風の流入を効果的に防いで快適なオープンエアドライブを可能にしている。
新型911 タルガは今年の8月からドイツで販売がスタートする。日本の価格はタルガ 4が1729万円、タルガ 4Sが2060万円となっている。
※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。
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