2025年4月
■2025年4月
ポルシェジャパンは2025年4月23日、1970年代から1980年代初頭のエッセンスを表現した「911 カブリオレ」の限定車「911 スピリット 70」を発表し、同日から予約受注を開始した。往年のスタイルを彷彿とさせるヘリテージデザインモデルの第3弾として、全世界1500台限定で販売される。
まず、エクステリアには、新開発の専用ボディカラー「オリーブネオ」を採用。さらにリア下部、フロントセクション、「フックス」デザインのスポーツクラシックホイールをグレーゴールドカラーとすることで、存在感を演出している。また、ボンネットには伝統ある「グロスブラックシルク」の3本のデコレーティブグラフィックが施されている。
インテリアにも、ブラック/オリーブネオカラーのファブリックが採用され、チェッカーフラッグを連想させる特徴的なパシャ模様となっている。メーターパネルは、クラシックなデザインに最新のテクノロジーを組み合わせた高解像度12.65インチディスプレイとなっており、アナログ形式のホワイトポインターとスケールラインが表示され、グリーンの数字が伝統ある「ポルシェ356」を彷彿とさせるものとなっている。
今回の限定車のベースとなったのは、「911 カレラ GTS カブリオレ」。パワートレーンは新開発の3.6リッター水平対向エンジンにT-ハイブリッドシステムを組み合わせており、システム出力398kW(541hp)、システムトルク610Nmを発生する。
■2025年7月
ポルシェジャパンは、「911 カブリオレ」に「カレラ 4S カブリオレ」の最新型の予約受注を2025年9月8日に開始した。
最新の「カレラ 4S カブリオレ」は、パワートレーンを大幅にアップデート。最新の「カレラS カブリオレ」に採用されているパワーユニットを継承して、従来型を22kW(30PS)上回る最高出力353kW(480PS)、最大トルク530Nmを発生する3.0リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。8段デュアルクラッチトランスミッション(PDK)を組み合わせて、0-100km/h加速タイムは3.3秒(スポーツクロノパッケージ装着車)、最高速度は308km/hという。
装備面も見直され、最新デザインの20/21インチスタッガードフィットカレラSホイールやポルシェトルクベクトリングプラス(PTV+)、スポーツエグゾーストシステムなどを装備。ブレーキシステムはGTSモデルから引き継がれ、レッドのブレーキキャリパーと、フロントに408mm、リアに380mmのディスクを採用した。
インテリアには、レザーパッケージを装備したほか、マトリックスLEDヘッドライトや電動格納式エクステリアミラー(ミラーサラウンド照明付)、ライトデザインパッケージ、レインセンサー内蔵自動防眩ルームミラーおよびエクステリアミラー、レーンデパーチャーウォーニング、ワイヤレススマートフォン充電を標準装備した。その他、サウンドシステムやアシスタンスシステム、ルーフシステムなどをオプションで設定している。
■2025年9月
ポルシェジャパンは、「911 カブリオレ」の「ターボS」の最新型の予約受注を2025年9月8日に開始した。
最新の「ターボS」は、「これまでで最もパワフルな市販911」と謳うモデルだ。パワートレーンに、現行型911カレラGTSに初めて搭載されたツインターボT-ハイブリッドを搭載して、システム最高出力は523kW(711PS)、システム最大トルクは800Nmと、先代モデルと比較して出力が61PS向上したという。また、電動エグゾーストガスターボチャージャー(eターボ)は「911 カブリオレ カレラGTS」が1基だったのに対し、新型「911 カブリオレ ターボS」では2基搭載。8速PDKと組み合わせて、0-100km/h加速タイムは2.6秒、最高速度は322km/hと公表されている。高性能ハイブリッドシステムが追加されたにもかかわらず重量は先代モデルより85kg増加に抑え、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでのテスト走行では先代モデルより約14秒速い7分3秒92を記録した。
足まわりでは、フロントは先代モデルと同じ255/35 ZR 20タイヤ、リアには先代モデルに比べて10mmワイドな325/30 ZR 21タイヤを装着。また、標準装備のポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)システムには新しいブレーキパッドが装備され、フロントには直径420mmのディスクを採用し、リアアクスルのブレーキディスク径は390mmから410mmに拡大している。
装備面では、HDマトリックスLEDヘッドライトやタイヤ温度計を含むスポーツクロノパッケージ、専用にチューニングされたPASMサスペンション、PDCC電気油圧式ロールサポート、チタン製スポーツエグゾーストシステムを標準で装備。インテリアでは、メモリー機能付き18wayアダプティブスポーツシートプラスやヘッドレストの“turbo S”レタリングを標準装備した。シート表面とドアパネルに施されたターボS専用のエンボス加工は、初代911ターボ930のデザインの特徴を再解釈したものとなっている。
■2026年4月
ポルシェジャパンは2026年4月15日、新型となる「911 GT3 S/C」の予約受注を開始した。
今回追加された「911 GT3 S/C」は、「911 GT3」としては初のオープントップモデルとなる。
搭載されるパワートレーンは、既存の「911 GT3」と共通で、最高出力375kW(510PS)、最大トルク450Nmを発生する水平対向6気筒4.0リッターエンジンに6速MTを組み合わせる。0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は313km/h。
電動フルオートマチックソフトトップを持つエクステリアは、ブラックルーフに合わせてフロントウインドフレームやサイドパネルの飛び石防止フィルムもブラックとするなど、スポーティな雰囲気となっている。さらに、オプションとして「ストリートスタイルパッケージ」が設定され、ユーザーの好みに合わせて細かなカスタマイズが可能となっている。
また、ボンネット、フェンダー、ドアはカーボンファイバー製、ブレーキにも「PCCBブレーキシステム」を標準装備するなど、軽量化が徹底されており、ホイールも軽量マグネシウム製となっている。
インテリアでは、軽量カーペットとカーボンファイバー製プルハンドルを備えた軽量ドアパネルを採用。2シーター仕様となっており、4way調整機能付スポーツシートプラスを標準装備しているほか、可倒式バックレストとカーボンファイバー製シートシェルを備えた軽量スポーツバケットシートもオプションで選択が可能だ。