ベントレーの“赤ちゃんベンテイガ”は電動化！ 高級コンパクトSUVが2026年デビュー予定

コンセプトモデル「EXP 15」「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

価格は2200万円前後で新たな層を狙う

同社CEOのフランク-シュテフェン・ヴァリザー氏は、航続距離や充電性能について「驚異的」と表現し、「すべての面で限界に挑戦する」と述べたと報じられています。

ただし、1回の充電で1,000kmを超えるような航続距離は想定しておらず、440～640km程度の現実的な性能を目指しているようです。また、走行時の音にも配慮されており、「爽快なサウンド」を実現する考えを示しています。

価格帯については現時点で未発表ですが、現行のベンテイガ（2025年モデル、米国価格で20万7050ドル＝約3033万円）よりは抑えられ、15万ドル（約2200万円）前後からの設定になる可能性があります。

発表時期については、当初2025年内のデビューが想定されていましたが、現在は2026年末に発表、2027年初頭の市場投入が予定されています。

生産は英国クルーの本社工場で行われる予定で、同モデルはベントレーが推進する電動化戦略「ビヨンド100+」の初期モデルとして、今後登場するバッテリーEVおよびプラグインハイブリッド車の先陣を切る存在となりそうです。

電動化が進む中、ベントレーもまた新たな時代に向けた一歩を着実に踏み出しているようです。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、ベントレー）