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吉田匠×新ボクスター&理想のボクスター論

2日目の試乗車では個体差を実感

2日目はPASMをオプション装着したPDK仕様のボクスターS、レッドとアイボリーの2台に乗ったが、この日は少々腑に落ちない気分になった。パワートレーンはいずれも文句なしで、スペシャルな排気系を持つ908/3カラーのクルマほどではないものの、2台とも耳に心地好いサウンドを奏でながら力強く気持ちよく加速したが、その一方でシャシーに関しては、けっこう明確な個体差を感じたのである。

最初に乗ったレッドのクルマのサスペンションは、初日の908/3カラーより明らかにソフトな印象で、スピードを問わず驚くほど当たりの柔らかい乗り心地を味あわせてくれた一方で、路面の荒れた高速道路ではそれなりに上下動が見られた。ところがそれから乗り換えたアイボリーのクルマは、スピードを上げると姿勢がフラットになる反面、低速ではサスペンションの動きが硬い印象で、乗り心地に若干の粗さを感じたのだった。

というわけで、量産型以前のクルマが使われることの多い初期の試乗車には、ポルシェをもってしても個体差があることを実感したわけだが、これまでの経験から容易に推測できるように、実際の市販車は好ましい方の例に近いものであることを信じておきたい。

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