走りが評判の「スイフト」が販売苦戦中!? その裏に隠された真相とは。復活の鍵は「スイフトスポーツ」の投入だ!
掲載 更新 carview! 文:koensha 136
掲載 更新 carview! 文:koensha 136
それほど商品力のあるスイフトだが、2024年通年のデータ、そして2025年上半期の実績を比較してみると、登場から間もないにもかかわらず、販売台数の面で苦戦していることがうかがえる。
2024年(1~12月)のスイフト販売台数は3万3131台(自販連調べ)で、ランキングでは22位に位置していた。これが2025年上半期(1〜6月)の実績では1万3728台にとどまり、ランキングは26位に落ち込んでいる。
前年同期比では約75%に減少しており、現行型へのモデルチェンジ効果が早くも薄れてしまい、販売拡大につながっていない状況が浮き彫りになった。
一方で、同じスズキの「ソリオ」が2万9121台(16位・2024年比100.7%)、「ジムニー」が2万115台(21位・同146.8%)と健闘しており、スズキ・ブランド全体としては存在感を発揮している。つまりスイフトだけが不振なのだ。
では、なぜ販売で苦戦しているのか。その背景にはいくつかの要因が考えられる。
まず大きいのは市場全体の「SUVシフト」である。近年、「ヤリスクロス」や「ライズ」、「ヴェゼル」といったコンパクトSUVが売れており、従来コンパクトカーを購入していた層がSUVへと流れている。
また、2024年10月に登場した同社のコンパクトSUV「フロンクス」が1万882台と好調で、この影響が少なからずスイフトの販売に影を落としているのは容易に想像できる。
SUVは車高が高く、見晴らしのよさや積載性の高さがファミリー層に支持されている。結果、ハッチバック型コンパクトカーの存在感は薄れつつある。
(次のページに続く)
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
藤原慎也選手、ダカール・ラリー2026に日本人唯一のライダーとして参戦へ
軽スーパーハイトワゴンに強力な選択肢!新型日産ルークスはN-BOX、スペーシア、タントの3強にどこまで肉薄?【公道で実力をチェック】
ジャパンモビリティショー2025ではバスメーカー以外にも未来のバスがこんなに展示されていた!!
マツダ新「コンパクトカー」発表! 最上級モデルより「78万円オトク」&“1番低燃費”な仕様がイイ! 全長4m“ちいさなボディ”に快適装備が進化した内装! 特別塗装色も選べる「マツダ2」最安モデルとは?
クルマを初めて買うならここに注意! 失敗しない中古車の買い方
GaNパワーデバイス量産へ、オンセミとイノサイエンスが戦略提携…自動車やAIデータセンター向けに展開
ホンダ/HRCとレッドブル・グループの提携終了。フェルスタッペンの勝利により、有終の美を飾る。HRC渡辺社長「F1最前線に関わり続けられたのは誇り」
MFJ が2026年「全日本エンデューロ選手権」の暫定開催カレンダーを発表
独「月1万円で鉄道・バス・地下鉄が全国乗り放題!」“サブスク”はローカル線の未来を変えるか? 実は日本でも静かに始まっていた
オートエクゼ、『ロードスター』などマツダ車向け「カーボンインテリアパネルセット」発売…本格CFRP採用
価格611万円! 新「コンパクトSUV」発表に反響多数! パワフルな1.5リッター「直3」搭載 専用“内外装”に「ブラックの統一感が最高」の声も! 全長4.5m級サイズのBMW「X1 エディション・シャドウ」が話題に
メルセデスベンツ、トラックとバス向け最新安全装備を公開…事故を防ぐテクノロジー
これは「N-BOX」越えちゃったかも。日産新型「ルークス」が子育て卒業層に提案する“軽でも高品質”という選択肢
【ミニプリウスにキャラ変】装備充実の新型「アクア」。最強ライバル「ヤリスハイブリッド」と何が違う?
【コメント欄で激論】「初代コペンを彷彿」「300万円は超える」「市販化に期待」…「K-OPEN」実車公開の記事が話題
レクサス版「GR86」構想は本当にあるのか? 棚上げ状態から再始動の声が聞こえてきた背景
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!