なぜ「マツダ3」に「SUBARU」ロゴ!? ゴミから生まれCO2排出激減の「再生カーボン」が結んだ異色のコラボ
掲載 carview! 文:編集部/写真:SUBARU、編集部 6
掲載 carview! 文:編集部/写真:SUBARU、編集部 6
2024年シーズンは、BRZ CNFコンセプトのボンネットやハイパフォーマンスXのリアウイング、マツダ3 バイオ コンセプトのボンネットなどを使用してさまざまなテストを繰り返したという。
マツダ3 バイオ コンセプトは、「CX-5」などに搭載される2.2Lのディーゼルエンジンを搭載しており「かなりフロントが重たい(前田氏)」状態。再生カーボンの使用で、市販車の鉄製より14kg弱も軽量化につながり、耐久性もレースにおいて全く問題ないことが確認できたという。
ちなみに2024年最終戦富士では、ほんの僅差でマツダ3 バイオ コンセプトがハイパフォーマンスXを下す結果に。元々ST-Qクラスは賞典外だが、そこはやはり技術者同士。スバル陣営は相当悔しい思いをしたらしく、結果的にスバルの航空機部門がマツダをアシストした(してしまった?)というオチまである。
前田氏は「去年はボンネットだけだったが、今年はもう少しほかのパーツにも展開していきたい」と述べ更なる戦闘力アップを計画中。
本井氏も「今年は3、4カ所、使用箇所を増やしていきたい。さらに材料置換だけでなく、航空宇宙部門ならではの数値解析なども含めてさらにパワーアップし、今年こそマツダさんに負けないように」と話すなど両者の協力関係(とライバル意識)はますます高まるばかり。
S耐への挑戦が、カーボンニュートラル社会実現への技術開発だけでなく、交わることのなかった社内の連携も生み出し、さらに他社とのコラボレーションまで発展する。共挑というアップサイクルは、今年もさらに様々な形に発展していきそうだ。2025年のS耐は3月22日~23日のモビリティリゾートもてぎでの第1戦を皮切りに、全7戦を予定している。
(終わり)
◎あわせて読みたい:
>>ミッドシップ4WD×新開発2.0Lターボ。「GRヤリス M コンセプト」は何モノ? 市販化は? 開発主査を直撃した
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
東京で新たなクルマ文化イベント、「NoWhereToGo 2026」開催へ…2026年1月12日
2026年F1新システムの正式名称が発表に。『オーバーテイク・モード』『ブースト・モード』『アクティブエアロ』が登場
発売から18年のロングセラー!三菱デリカD:5を大幅改良&発売開始【昨年過去最高販売台数を記録】
19年目の大刷新 唯一無二のSUVミニバン「三菱デリカD:5」ビッグマイチェン発売開始
三菱「新型“四駆ミニバン”」発表! 新デザインの精悍ブラックグリル&先進カラーメーター採用! 本格4WD初搭載で走りを強化した新型「デリカD:5」18年目の進化とは!
トヨタのイマーシブ・ミュージアムが横浜に!クリムトとシーレの美を追体験【「THE MOVEUM YOKOHAMA(ザ・ムービアム ヨコハマ)12月20日オープン】
テイン&カスロトールが共同出展、ジムニーとラリーカーの展示やダンパーデモ、福引も…東京オートサロン2026
「すごい事故…」 首都高が「渋滞中の“追突事故”」の瞬間を公開! SUVの「急ブレーキ」のせいでタクシーが「ベッコリ」… 一体何があった? 車間不足&前方不注意が悲劇を招くことに
サロモンとカーハートWIPのコラボレーション第2弾が登場!──GQ新着スニーカー
ベゼルはF1マシンの手触り!? ホンダの“F1初優勝60周年記念エディフィス”に注ぎ込まれた、こだわりたっぷりの特別仕様とは
【MotoGP】ロレンソ「ビニャーレスはアコスタ以上のスピードと才能がある」コーチ就任後、新シーズン目標はKTMエースの座
トヨタ『RAV4』新型、日本精機のスロープ表示ヘッドアップディスプレイ初搭載
先行開発から10年、レース挑戦から5年で到達した「水素が当たり前の光景」。なぜTGRは“超電導”という未知の世界に挑むのか
改良後すぐ受注停止の「ノア/ヴォクシー」…現在は「ノアのガソリン車」のみ。買えない現状にユーザーは“お怒りモード”?
絶好調すぎて受注停止の「ヤリスクロス」。26年2月の改良では10.5インチディスプレイ採用で10万円ほど値上げ【販売店情報】
【軽なのに300万円超え…なぜ売れる?】デリカミニ上級グレードが「普通車ユーザー」に刺さる本当の理由
【誤解】トランプ大統領が「小型車の生産承認」を指示。それでも“軽自動車”の米国進出あり得ないと言える訳
【EVなんてまだ早い?】そう思う人向けに「ぜんぜん売れてない電気自動車」の意外と悪くない日常メリットを拾ってみた
車高は低くても価格が高すぎ!? 「RS」投入で「ヴェゼル」の販売が好調…装備内容を考えれば「納得」の声
【V10「LFA」超えの可能性?】新型「GR GT」の4.0L V8が“トヨタ最高傑作”と噂される理由。EV時代でもV8を捨てなかった背景に迫る
【実際どうなの?】日本カー・オブ・ザ・イヤーで2位獲得! 新型「プレリュード」購入者のリアルな声
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!