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なぜ「マツダ3」に「SUBARU」ロゴ!? ゴミから生まれCO2排出激減の「再生カーボン」が結んだ異色のコラボ

なぜ「マツダ3」に「SUBARU」ロゴ!? ゴミから生まれCO2排出激減の「再生カーボン」が結んだ異色のコラボ

「SUBARU×MAZDA スーパー耐久シリーズ参戦車両合同展示」の様子

リサイクルが生んだアップサイクル

2024年シーズンは、BRZ CNFコンセプトのボンネットやハイパフォーマンスXのリアウイング、マツダ3 バイオ コンセプトのボンネットなどを使用してさまざまなテストを繰り返したという。

マツダ3 バイオ コンセプトは、「CX-5」などに搭載される2.2Lのディーゼルエンジンを搭載しており「かなりフロントが重たい(前田氏)」状態。再生カーボンの使用で、市販車の鉄製より14kg弱も軽量化につながり、耐久性もレースにおいて全く問題ないことが確認できたという。

ちなみに2024年最終戦富士では、ほんの僅差でマツダ3 バイオ コンセプトがハイパフォーマンスXを下す結果に。元々ST-Qクラスは賞典外だが、そこはやはり技術者同士。スバル陣営は相当悔しい思いをしたらしく、結果的にスバルの航空機部門がマツダをアシストした(してしまった?)というオチまである。

前田氏は「去年はボンネットだけだったが、今年はもう少しほかのパーツにも展開していきたい」と述べ更なる戦闘力アップを計画中。

本井氏も「今年は3、4カ所、使用箇所を増やしていきたい。さらに材料置換だけでなく、航空宇宙部門ならではの数値解析なども含めてさらにパワーアップし、今年こそマツダさんに負けないように」と話すなど両者の協力関係(とライバル意識)はますます高まるばかり。

S耐への挑戦が、カーボンニュートラル社会実現への技術開発だけでなく、交わることのなかった社内の連携も生み出し、さらに他社とのコラボレーションまで発展する。共挑というアップサイクルは、今年もさらに様々な形に発展していきそうだ。2025年のS耐は3月22日~23日のモビリティリゾートもてぎでの第1戦を皮切りに、全7戦を予定している。

(終わり)

◎あわせて読みたい:
>>ミッドシップ4WD×新開発2.0Lターボ。「GRヤリス M コンセプト」は何モノ? 市販化は? 開発主査を直撃した

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