新型Q7、燃費7%向上!回生ブレーキ採用も
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:中野 英幸
あんこの詰まった張りのあるシートに身を委ねてアクセルを踏み込むと、印象は一変する。存外、スポーティ。最高出力350ps/最大トルク440Nmを発揮する4.2リッターV8ユニットは、アクセル操作に対して直噴エンジンらしい俊敏な応答性を見せてくれる。組み合わされるトランスミッションは、従来同様、6速ティプトロニックATだが、ワイドレシオ化されている。その効能は明らかで、低速域では元気良く、高速走行時にはしっとりと静かにクルマを走らせる。このサイズのSUVでスポーツ走行をするつもりはなくても、普段の街乗りでスポーティネスを感じられれば、それはそれで楽しい。
Dレンジのままでアクセルを軽く踏めば、豊かな低速トルクを生かして順当にギアを上げてくれる。つまり、ドライバーにストレスを与えることなく、自然に燃費走行になる。一方で、アクセルを強く踏み込めば、効率のいいところまでエンジン回転数を高めるスポーティネスも持ち合わせている。Sレンジを選べばさらに顕著にエンジン回転数を高めるが、総じてATの躾が良く、例えSレンジを選んでいても全域で変速はスムーズだ。
ステアリング・フィールは重厚感があって頼もしいだけではなく、リニアリティのあるところが好印象。走り始めはボディの大きさを気にしたが、ステアリングやペダル類の操作感が素直で見晴らしがよいせいか、慣れてしまえばそう気にならなくなる。もちろん、都内の路地に入れる大きさではないが、見た目の大きさよりは軽快に走れるという意味だ。
ダイナミック・シャシー・コントロールの設定をオートにしていれば、かなり万能。ダイナミックを選んでも無暗に固められるわけではなく、意外に乗り心地もいい。高速走行時にはびしっと踏ん張る感じがして頼もしい。逆に、コンフォートを選ぶシーンはあまりなかった。残念ながら、オフロード性能を試す機会はなかったが、アダプティブ・サスペンションを装着しているモデルでは、地上最低高を205mmまで上げるオフロードモードと最低地上高を240mmまで引き上げるリフトモードで、それぞれ別のエンジンマップが用意されている。さらに、ヒルディセントアシストやオフロード走行に適したブレーキ制御などもEPSにプログラムされている。
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