トヨタ86遂にお目見え 初走り&完成度check!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:中野 英幸
“直感ハンドリングFR”というキャッチコピーが眉唾でないことは、最初のコーナーですぐに納得できた。大げさに言うならば、いや大げさではなく、操舵した瞬間にそのパッケージとレイアウトの整合性を感じる。4人乗りながらも全長4240mmにおさめ、フラット4を前代未聞の低さで積み、重心470mmとして造り上げたこのFRスポーツは、まさに意のままを感じさせるハンドリングを見せてくれる。
実は今回のサイクルスポーツセンターでの試乗に先立って、富士スピードウェイでの開発テストにお邪魔して走らせてもらったのだが、低速コーナーから中速コーナーまでまさに自由自在の姿勢変化が愉しめる。ヘアピンのようなタイトなコーナーにキレイにスライドさせて姿勢を作って入っていったり、100Rのようなコーナーでは慣性で流れて行く姿勢をコントロールしたり…といった具合だ。
ターンインで慣性によるキレイなスライドを存分に体感でき、その後はスロットルオンによる後輪を滑らせてのスライドを味わえる。しかも慣性のスライドと滑らせてのスライドの違いが判り易く、かつ上手くつなげて行けるため、ドラビングを存分に愉しめるし、ドライビングの良い教材になる。
そしてこれだけ自在に操れると、文句ナシに楽しい! と感じる。忘れかけていたクルマを操る歓びに、再び火を付けてくれるのだ、ハチロクは。まぁ、若者にはこの辺りの感覚が伝わるかどうかは今後の展開次第だが、とりあえず我々親父世代には確実に「ブッ刺さる」だけの走りがある。
しかし! そうした判り易いハンドリングが構築された上で、ハチロクの乗り味走り味は「どこか物足りない」。そしてまさに、ここがハチロクの最大の特徴だと僕は瞬時に判断した。というかこの後にスバルBRZを走らせて、改めてこの部分こそがハチロク最大の特徴だと僕は確信することになる。
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