【日本もすぐ】「CX-60」改良モデルが欧州で先行発表。大手術となった乗り心地改善ポイントを解説
掲載 carview! 文:編集部/写真:マツダ 171
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マツダがドイツで「CX-60」の改良モデルを発売しました。現地での納車時期は2025年2月~となっています。
こうなると日本で改良型が発表されるのは時間の問題と思われますが…改良版CX-60最大のトピックはやはり“乗り心地の改善”でした!
発売から2年半が経ったCX-60ですが、乗り心地や初期のマイナートラブルから、サイズ感などがやや被るモデル末期の「CX-5」に販売台数で大きく水をあけられるなど苦戦していたのはご存知の通り(10月はCX-5が1856台に対してCX-60が634台と、ほぼ1/3)。
そんなわけでCX-60のハイセンスな内外装デザインに惹かれていた検討ユーザーにとって、“CX-80並みに乗り心地が進化したマイチェンモデル” の登場はほぼ規定路線だったと言えるでしょう。
今回の改良はフロント・ダブルウィッシュボーンのジオメトリーとダンピング、リア・マルチリンクのコンポーネントの変更と大がかりなモノ。これにより、コントロール性、操縦安定性、カーブでの操舵精度が向上し、乗り心地も向上。
リアはより硬いショックアブソーバーとより柔らかいスプリングが組み合わされ、サスペンショントラベルが増加。ピッチングを最小限に抑え、バランスの取れた快適な動作を実現したといいます。
こうしたメニューはまさに、CX-60のネガを解消して10月に発売された「CX-80」でも掲げられていたポイント。CX-80は乗り心地の向上が評価されていることからも、新しいCX-60の走りには期待が持てそうです。
また、パワーステアリング、車両姿勢制御、車両安定制御、AWDのソフトウェアも改良されているとのこと。
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