ジムニーは乗り心地よりもデザイン性重視か。口コミや基本情報を徹底調査【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
ジムニーは、内外装ともにデザイン性が高いと人気のある車です。軽自動車としては珍しい本格クロスカントリーSUVで、初代は1970年に発売されました。
機動力の高さや軽自動車であるという点で、アウトドアを楽しむ車として人気が高まっています。ジムニーを購入する際、乗り心地かデザイン性で選択するのか悩む方もいるでしょう。
この記事では、ジムニーの乗り心地に加え、スペックや口コミをご紹介します。
目次
ジムニーは乗り心地が良いというよりも、デザイン性が高いと人気です。現行型は原点回帰といえる外装デザインで、かつ、機能性を向上させたものになっています。ジムニーの購入を検討した際、乗り心地よりデザイン性で選ぶ方もいるでしょう。
この項目では、ジムニーの人気の理由をご紹介しますので参考にしてください。
ジムニーの人気の理由は、ジムニーならではの伝統的なデザインや機能性が重視されていることでしょう。コンセプトはそのままに、普段使いでも使いやすいよう機能性を追求しています。
現行モデルである4代目の外装は、1981年に発売された2代目ジムニーと似ており、角張ったデザインと丸いヘッドライトが特徴です。
車両の姿勢を把握しやすい水平基調なデザインで、雪がたまりにくいようガラス面が立てられているなどオフロード車を感じさせるこだわりが多く詰まっています。
現行型ジムニーは、若い世代に人気があります。その中でも女性からの人気が高く「ジムニー女子」という言葉が生まれるほどです。旧型ジムニーは、オフロード感を前面に押し出した男性の車という印象が強くありました。
しかし、フルモデルチェンジ後の現行型は、角ばったボディに丸目のヘッドライトを採用したデザインです。旧型ジムニーを思わせるレトロな外観から、かわいらしいといと女性からの人気も高まっています。
また、軽自動車であることから女性でも運転がしやすいという点も人気の理由です。
ジムニーは、本格SUVでありながら軽自動車であることが大きな特徴です。室内空間も広く、リヤシートを倒すと車中泊ができるほどのスペースを確保できます。
その他にも、アクティビティに必要なオプションなどが多く用意されていることも魅力の一つです。普段使いからアウトドアまで幅広く使用できるため、軽自動車であるというネガティブな面は気にならないでしょう。
他の軽自動車にはない機能性とコンセプトにより、ジムニーは唯一無二の存在となっています。
ジムニーは、乗り心地よりもデザイン性が高いという理由で人気があります。しかし、デザイン性だけではなく、乗り心地が気になる方もいるのではないでしょうか。実際に乗っている人の口コミを確認することで、乗り心地がどのようなものなのかが分かります。
この項目では、ジムニーの乗り心地をみんカラの口コミとともにチェックしていきますので参考にしてください。
ジムニーに乗り心地を求めている人は、そこまで多くありません。
『いい車ですよ。よく乗り心地が悪いとか、燃費が......。とか聞きますが、乗り心地を求めるならコイルサスペンションの車を選べばいいし、燃費を求めるならハイブリッド車を選ぶか車を家に飾れば燃費いいと思います。乗り心地や燃費を求める車ではないので』
口コミではこのような評価がされています。
その他にも『乗り心地悪いし燃費悪いし。悪い事ばかり書いてるようですがジムニー好きな人ならそこが愛おしいと思えるんじゃないでしょうか』という口コミもありました。
この乗り心地の悪さこそジムニーの愛すべき点ではないかという人もおり、デザイン性など含め総合的に評価の高い車であることが分かります。
ジムニーの乗り心地は、工夫をすることで改善できます。乗り心地改善の方法は、以下を参考にしてください。
最後のタイヤのカスタムに関しては、交換することで乗り心地が良くなる場合もあります。
『林道へ行くと少々心許ない(HT=ハイウェイテレーン)事に加え、雪だとグリップしないので、「ジオランダーA/T G015」に交換しました。これでオールシーズン街乗りから林道~そして雪道まで、タイヤ交換無しで走り切る事が可能になりました』という口コミもありました。
利用環境によっては、タイヤのカスタムが乗り心地の改善方法になるでしょう。
ジムニーはオフロード車であるため、走破性に長けています。趣味などで悪路走行を楽しむには最適な車です。
口コミでは『悪路走破性(雪道、砂浜、泥道)でどこまで高い性能なのかが楽しみ』や『AT/MT両方とも試乗しましたが、個人的にはやっぱりジムニーはMT一択でした』という声もありました。日常の利用に加え、走行を楽しむ車として購入する人も多い傾向にあります。
オリジナリティの高い車というだけあって、ジムニーのカスタムパーツなどは多く発売されています。『ジムニーカスタムパーツメーカーって多いんですね』という口コミもあり、パーツ選びを楽しむこともジムニーの醍醐味でしょう。
この他にも『シートを倒した時の段差を埋めたいなぁと前から思っており、いつかはと思っておりました。』など、車内に棚などを自作した方もいます。ジムニー購入後にカスタムやDIYを楽しむ人も多く、中にはカスタム前提で購入する方もいるようです。
ジムニーは、軽自動車でありながらオフロード走行に長けている車です。また、デザイン性も高くカスタムを楽しみたい人にも向いています。購入を検討する際には、基本情報もしっかりと確認しておきましょう。
この項目では、スペックやグレード、インテリアについてご紹介します。
ジムニーのグレードには、XC・XL・XGがあります。最上グレードであるXCのスペックをご紹介しますので参考にしてください。
(2022年10月時点の情報です)
地上高が高いことや3アングルが十分に確保されているなど、どのような環境であっても障害物に接触しにくい設計で、なおかつオフロード性能を高めたエンジンスペックです。
ジムニーは、3グレード構成です。XC・XL・XGのいずれもスズキセーフティサポートが標準装備されています。
快適装備や加飾の違いによって価格が異なるため、購入の際には事前に確認しておきましょう。
グレード|トランスミッション|新車価格
(2022年10月時点の情報です)
ジムニーXCのボディカラーは、以下のとおりです。
XCは、最上グレードであるためボディカラーが豊富です。また、撥水ファブリックや左右独立したリヤシートリクライニング機構、全面UVカット機能付ガラスなどが標準装備されています。
ジムニーのインテリアは、エクステリアと同様に水平基調が特徴です。立体感があるインストルメントパネルや、アームレストがジムニーの力強さを強調しています。また、細部に渡り機能性が追求されている点も魅力です。
メータークラスターのヘアライン仕上げは、硬質感を演出しつつ反射を抑える効果があります。操作部も反射を抑える加工や、傷・汚れを目立ちにくくする表面処理が施されました。
その他にも、助手席やドア部分にグリップが付いているなど、乗降しやすいような工夫が多くされています。
ジムニーは悪路走行に長けた車であるため、乗り心地よりも走りを楽しみたい人に向いています。現行型ではさまざまな改良が加えられていますが、パワーダウンしているため、より力強い走りを楽しむのであれば旧型が良いでしょう。
この項目では、ジムニーの楽しみ方や現行型・旧型の異なる点、燃費についてご紹介しますので参考にしてください。
ジムニーのステアリングは、他の軽自動車にはない重さが加えられています。そのため、普通車にも負けない操舵力です。
ステアリングダンパーが採用され、悪路走行中の振動やふらつきを制御してステアリングの操縦安定性が図られています。モデルチェンジ後には鉄製のラダーフレームに加え、リジッドサスペンションが受け継がれました。
またエックスメンバーが追加され、ねじり剛性が1.5倍に向上している点も特徴です。このようなことから、モデルチェンジ後のジムニーは走行性能が格段に向上しています。
力強さを求めるのであれば、旧型ジムニーの方が走りを楽しめるためおすすめです。ジムニーの現行型は、エンジンが「K6A型」から「R06A型」に変更されました。静粛性や機能性は向上したものの、パワーは旧型より劣ります。
旧型の最大トルクは103N・m、現行型は96N・mです。回転数も減少しており、旧型は4,200rpm、現行型は3,750rpmとなっています。また、現行型は旧型よりも車両重量が増加しました。現行型が1,040kg~1,050kgに対し、旧型は990kgです。
乗り心地よりも走行性を重視したい方は、旧型を選ぶと良いでしょう。
ジムニーを販売するスズキには、燃費の良い軽自動車が多くあります。しかし、ジムニーに関しては燃費に過度な期待は持たないほうが良いでしょう。最上グレードであるXCのカタログ燃費は以下のとおりです。
(2022年10月時点の情報です)
カタログ燃費を見ても、燃費が良い方だとはいえません。また、一般道を走った際の実燃費は約240km走行で14.2kmです。悪路走行を想定した車であるため、他の軽自動車に比べ燃料費はかかると考えておきましょう。
ジムニーは納車までの期間が長い傾向にあり、2022年10月現在でも約1年以上といわれてます。人気があることはもちろんのこと、新型コロナウイルス感染症の影響で、半導体が不足していることも原因のひとつです。
納期が長く待ちきれないという方は、納期の短い中古車を視野に入れてみましょう。この項目では、ジムニーの中古車相場をご紹介します。
現行ジムニーは、2018年7月にフルモデルチェンジが行われています。その後、2021年10月にマイナーチェンジが行われ、スズキセーフティサポート非装着車にもオートライトシステムが標準装備されました。
また、4速AT車にアイドリングストップ機能が追加されるなど、充実した装備になっています。マイナーチェンジ前と後の中古車価格は以下のとおりです。
現行ジムニーの中古車相場は、179.6万円~385万円となっています。(2022年10月時点での情報です)
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「首都高の“ETC”」利用率が98%!? それでも「料金所」に”係員“なぜ存在? 料金所スタッフの勤務実態とは
さらば50cc…手に入れるなら今!? 50cc人気3選、今はまだ買えるの?
コメリ、オリジナルのヘッドライトコーティング剤発売 最長1年間黄ばみ・劣化から守る
最後の非電動・非ターボの水平対向6気筒…ポルシェ『911 GT3 RS』をスクープ!
半世紀前の名車バイクの走行距離がなんと“60km”!? 極上のホンダ「CB500Four」をイタリアで発見 気になる価格とは
専用品がない旧車や緊急時の味方!!「液体ガスケット」とは?【バイク用語辞典】
全長3.9m! ダイハツの「コンパクトSUV」は“一文字テール”が未来的! パワフルな「1200cc×ハイブリッド」やターボ搭載した「トレック」とは!
「支払は今度で……」なんていまだ人情話もある日本の路線バスもシッカリ経営に! キャッシュレス化がもたらすメリットとは
【KTM 990RC R発表】RC8シリーズ以来の大排気量スーパースポーツRC・公道へ再降臨!デビューは2025年春以降
悔しい予選に終わったノリス。王者争いには悟りの境地「最初の6戦で決着していた」今は打倒フェラーリに集中
【カブリオレ対決】BMW対メルセデス 6気筒エンジンを搭載するオープントップのM440i xDriveとCLE450のガチンコ勝負!
トヨタ「和製スーパーカー」がスゴイ! 約500馬力「直6」風エンジン搭載&“スケスケ”な超ロングノーズ仕様! ワイドでカッコイイ「FT-1」とは?
【次期ティアナ?】日産が“美形”セダン「N7」発表。中国でBYDとシャオミの上級モデルに殴り込み
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!