アルトラパン試乗。ウサギの皮を被ったオオカミ
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:菊池 貴之
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1、2、3……。運転席に座るなり、ステアリングの中央に潜んでいたウサギを数え始めてしまった。ここだけで、もう25羽。いい大人の男たる編集者、カメラマンまで巻き込み、車内はウサギ探し大会でひとしきり盛り上がる。これはかなり、楽しい。
そしてウサギを抜きにしても、3種類のカラーを用意したラパンのインテリアはとても上質で、心地良い空間に仕上がっている。ワゴンRのプラットフォームを採用したことで、ホイールベースは+40mmの2400mm、室内長はなんと+170mmの1870mmになり、大人3人が乗ってもまだまだゆったり。全高はタワーパーキングに入庫できる1510mmをキープし、フロントシートのヒップポイントは+30mmアップしているにもかかわらず、頭上空間も開放的だ。シートリフターで4段階ほど座面を上げても、身長163cmの私で拳3個分の余裕がある。シートの大きさ自体は先代と変わっていないそうだが、ラパン専用に開発したシート生地、上半身に添う形状などによって、座り心地は上々だ。また今回、リヤドアが80度まで開くようになり、幅広いステップもついて乗り降りがスムーズに。リアシートのリクライニングと分割可倒の操作レバーは、主流の上端ではなく左右の下の方についていたが、これが乗員からも荷室からの操作でも使いやすく、感心した。
ラパンらしい室内の特徴ともなっているインパネは、丸モチーフがセンス良くデザインされている。先代のコラムシフトからインパネシフトになり、大型単眼メーターには燃費計や警告などが表示される液晶ディスプレイを埋め込むなど、操作性も向上。エンジンをかけた途端、ディスプレイにウサギが飛び跳ねだした時には、思わず「キャ~、ウサちゃん(ハート)」。普段はクールを装っていても、女はこういうのに弱いのだ。
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