新型インプレッサ・プロトタイプに試乗。車格超えの走りと質感
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一
また17インチ(2.0i アイサイト)と18インチ(2.0i-S アイサイト)で悩む方のためにさらに掘り下げていこう。18インチだとハンドルからの手応えはより鮮明になり、運転が上手くなったかのように操作性があがりスポーティに走りやすくなる。それを基準に考えると、17インチはハンドル操作をした瞬間の反応は穏やかになるが、丁寧に操作すれば奥深いグリップ感を得られるし、路面追従性も上がるので個人的には好き。
また18インチにはブレーキを使ったトルクベクタリング機構が入るが、これは正直もう少し煮詰めが必要とも感じた。通常時に活躍するイメージで捉えていたが、乗って得た印象の限り、雪道などでハンドルを切り込んでいった際に曲がる力が操作通りに発生しない(曲がらない)時に、横滑り装置の予備段階で入るお助け制御的なもの。言うなればスキール音が発生する直前くらいから制御が入り出す感覚。
実際のケースに当てはめると、何かしらの状況判断ミスによりオーバースピードでカーブに入った時に、こっそり制御を入れてヒヤッとしないようにするお助けアイテム。考えは良いのだが、制御が入るとクルマがグイッと曲がるのが解りすぎるし若干唐突。しかもまだタイヤに余力はあるのに、路面のアンジュレーションを拾って瞬間的にタイヤ負荷が高まった時にも制御が入り、ハンドルの操作と曲がり方が調和しなくなる。これを踏まえると、カッコよさでは18インチだが、素直さと懐の広さが好みの僕は17インチといったところ。
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