ハスラー、見た目は“遊び人”でも中身はマジメ
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:小林 俊樹
ターボに乗り換えてみると、NAがあまりに良すぎたせいか、市街地ではほとんど違いがわからない。ただ発進から全体的に余裕のある感覚はあるし、中速域からの再加速などではターボの優位性を感じる。これがフル乗車をしたり、荷物を満載にすると、もう少し違いがわかるのかもしれない。
この試乗ではラフロードは試せなかったが、軽初採用のヒルディセントコントロールは、約4%以上の急勾配を検知し、速度が出過ぎると約7km/hになるよう自動ブレーキで制御し、滑りやすい急な坂道などを安全に下ることができるというもの。そして雪道やぬかるみなどの滑りやすい路面では、片輪が空転してしまい発進できない状況で、グリップしているタイヤに駆動力を集中させて発進をサポートするグリップコントロールも付いている。冬山や河原など自然の中へ行く人はもちろん、近頃はゲリラ豪雨などが多発するから、日常でもこうした性能は持っていて安心だ。
今回、ハスラーの開発に携わった人たちにたくさんお会いし、その誰もがハスラーの話をする時に目を輝かせ、次から次へと話のネタが途切れないのが印象的だった。「内緒ですけど、弊社にしてはけっこう贅沢にコストを使っちゃいました」なんていたずらっぽく話されると、こちらまで楽しい気持ちになった。
見た目では、スズキではこれまでにないくらい“遊び人”なクルマになっていると思う。でも、いざ試乗してみると、中身は本当に真面目に、どこにも手を抜かずに作られていることがしみじみと伝わってきた。こういうクルマを待っていた人は多いし、ハスラーは日本人のカーライフを、本当の意味で豊かにしてくれる1台ではないだろうか。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ポルシェ「911スピリット70」 70'sオマージュがアツい限定カブリオレ
マツダ 新型電動SUV「EZ-60」公開 PHEVは“航続1000キロ以上”のスペックに
井戸田潤「奇跡を起こす人」 寺門ジモンが7年間放置したポルシェに奇跡が!?
車検時のヘッドライト検査項目とは?新基準の内容と対策を紹介
鈴鹿8耐へのキップを賭けた戦い『トライアウト』が鈴鹿サンデーで開催。15チームが参戦権を獲得
現行型アウディ A4オールロードクワトロがマジでオススメな理由
スズキ「新型コンパクトSUV」日本発売に反響多数!? 「魅力ある」「いいのでは」 全長4.2mで上質内装×「高性能4WD」採用! “トルクモリモリ”「イービターラ」25年に投入へ
WRCドライバーらがSS後インタビューへの返答を再開「納得できる解決策を見つけた」/第4戦カナリアス
ダンベルのおすすめ最新モデル12選と、自宅で効率よく筋トレを行うために知っておくべきこと
タフネス×機能性×ロマンを備えた超本格ダイバーズ&クロノグラフ! マザー・オブ・パールのダイヤルが魅せる高級感とは
「TEIN」ロゴ入り大判フロアマットが登場! オリジナルグッズを拡充
WRCカナリアスがスタート。ロバンペラと勝田貴元がワン・ツー発進/第4戦シェイクダウン
次期レクサス「UX」は最短で2026年登場か RX譲りのスピンドルボディ採用で将来はBEV専用になる?
GRの工場見学会が募集開始。クルマ好きなら一度は見ておきたいレース直系の“こだわり”と“特別感”とは
【試乗】ヒョンデ新型「インスター」は、日本にも最適な独特サイズと攻めの価格設定で“侮れない存在”に
【初撮影】「EQC」改め「GLC EV」に。不評のデザイン一新&名称変更で再起を図る…2モーターのAMG仕様も
【次期CX-5にも影響ある?】「中国市場向けSUV「EZ-60」世界初公開 マツダの最新デザイン&技術を採用
「テスラがスランプ」世界でも地元アメリカでも販売が鈍化した理由が厳しい。なぜ急落しているのか?
【本当に便利なのか】「マイナ免許証」がスタート。1枚にすると更新料が安くなる? メリットとデメリットを解説
都会派に転向した「ソルテラ」に代わってオフ度高め「トレイルシーカー」が新登場。日本導入はどうなる?
レクサス新型「ES」初公開。ボディ拡大×新デザインで全面刷新、BEVは最長685km…日本導入は26年春
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!