13年のマーケット総括 HV/軽/輸入車が好調
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
年間販売台数ではマツダ22万8089台(乗用車のみ20万2004台)/前年比4.5%増、スバル18万824台(同16万4010台)/同1.7%増、三菱13万9016台(同10万6691台)/1.1%減の順に並ぶ3メーカーだが、アメリカ市場ではスバルが過去最高となる42万4683台で3メーカー中トップ、中国では18万6690台でマツダ、日本の軽市場では8万3852台(貨物車含む)で三菱がトップと、それぞれに強みをもっている。
13年はマツダが「アテンザ」、「アクセラ」をモデルチェンジし、4カ月連続で2ケタ増だが、今年はスバルが新型ワゴン、「レヴォーグ」に続き、「レガシィ」、「WRX」と相次いでニューモデルを投入予定。すでにレヴォーグは予約開始10日間で2700台を受注しているだけに期待できそうだ。また三菱は新型軽、「eKスペース」を2月に発売。順調に売れ行きが伸び始めた「アウトランダーPHEV」と合わせて復活を狙う戦略だ。
軽市場に力を集中するダイハツだが、生産トラブルで新型「タント」の納車が遅れたことが響き、軽全体で2.1%減となり、年間総販売台数は66万2690台、前年比2.1%減だった。それでも軽全体で66万186台を売り上げ、7年連続で軽No.1の座を堅持。さらに新型タントは12月単月でトップに立つなど、売れ行きに勢いを増しており、今年は東京モーターショーで話題となったコペンの後継モデルを投入予定と復調傾向に拍車がかかりそうだ。
スズキは「ワゴンR」や「アルト」が伸び悩んだものの、「スペーシア」が年間10万7193台と好調に推移。軽全体で前年比6.4%増の62万2416台、年間総販売台数では70万1472台、同4.2%増で、国内3位につけた。1月に発売した「ハスラー」は月間販売目標5000台の3倍超の受注となり、大ヒットしそうな勢いで、ダイハツ、ホンダ、日産/三菱連合とのバトルは激戦必至だ。
エコカー補助金の反動減に悩んだ日本メーカーを尻目に、20カ月連続プラス、13年4月以降は連続2ケタ増と好調だった海外メーカー製輸入車。定番のドイツメーカーに加え、年間6位ボルボ1万6918台、前年比21.9%増、年間7位フィアット7007台、同23.6%増、年間12位ルノー3771台、同21.3%増、年間13位ランドローバー3347台、同89.0%増と、軒並み伸張した。
車名別では「VW ゴルフ」が2万3858台、前年比7.2%増で26年連続トップ、以下、「BMW 3シリーズ」1万8739台/同68.7%増、3位「ミニ」1万6982台/4.7%増、4位「メルセデス・ベンツ Aクラス」1万2440台(前年データ未公開)、5位「VW up!」1万2322台/188.8%増がベスト5に入った。今年は13年は1万2238台/前年比20.9%減の6位に終わった「メルセデス・ベンツ Cクラス」がモデルチェンジするだけに、一層の市場拡大が期待できそうだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
システム出力は711馬力! ポルシェ新型「911ターボS」の走りは鳥肌が立つほど刺激的!! ハイブリッド化を果たした最新の「ターボ」は速さも快適性もケタ違い
「感度もバリバリありました」KCMG初走行の山下健太が初日3番手、“違い”と好調さに笑い止まらず/SF鈴鹿テスト
日本初の荷物専用新幹線、2026年3月から運行へ…盛岡-東京間で1日最大1500箱輸送
会場初のドローンショー開催へ、300機が夜空を彩る…ジャパンモビリティショー福岡2025
即完売した「トゥールビヨン×フルスケルトン」ウォッチ再び! トゥールビヨン搭載だけど50万円以下!? その造形美とは
約564万円! トヨタ新「“7人乗り”SUV」登場! パワフルな2.4リッター「ターボ」に高性能“ヨンク”搭載! 全長5m級ボディでハイブリッドもある「ハイランダー」加国モデルとは
トヨタも協力、中高生対象「福岡テクノロジー人材創生塾2025」開催へ…モビリティ分野の最前線を学ぶ
中古車は洗車だけで査定額が上がる!? プロ査定士が教える“売る前に絶対やるべきこと”
映画『エディントンへようこそ』──「インターネットという新しい法律によって変容する現代は、まるで西部開拓時代のよう」と語る監督アリ・アスターの想い
積水化学、高速道路SA・PAにゴミ箱遠隔監視システム導入…清掃作業を効率化
ボッタス、キャデラックF1での初日終える「新たな章の始まりを迎え、誇りに思う」
【スズキ DR-Z4S/SM 試乗】足がつかない不安も、走り出したらすっかり忘れました…小鳥遊レイラ
トヨタ新型「ハイラックス」の国内仕様はディーゼルのみ。豪州のBEV仕様は“鉱山向け”という割り切った電動化プラン
【激戦】の軽スーパーハイトSUV。新型「デリカミニ」が「N-BOXジョイ/スペーシアギア/タントファンクロス」を追い詰める!?
「スーパーワン」が“白ナンバー”ってどうなの? それでも「文句なく走りを楽しめるクルマ」がホンダから出る必然性とは
人気のクロスオーバーSUVに、なぜ便利な“スライドドア”が採用されないのか? たった1つの“例外モデル”とは
「ジムニー」にACCが付いたのは時代とユーザーが普通になったから? それでもガチ勢向け“素うどん仕様”が欲しい理由
【ついに“本物のハイブリッド”になった?】スバル新型「クロストレック S:HEV」試乗。走りの鋭さも静粛性も“従来e-BOXERとは別物”だった
「GR GT」が新開発の4.0L V8ツインターボ+ハイブリッドの“FR”になった訳。“速さ”以外にも譲れなかったこととは
新型「エルグランド」は“電動化”で値上がり確実。いま“400万円前半の現行”をお得に狙うべきこれだけの理由
「ハイラックス」が火をつけた国内ピックアップトラック人気。三菱「トライトン」に続いていすゞ「D-MAX」やマツダ「BT-50」もアリじゃない?