BMW新型「M5」発売 700psの怪力に最新ハイテクを備えた爆速セダン。約2000万円はバーゲンプライス!?

BMW M5（国内仕様）

M専用のPHEVを搭載しEVで70km走行可能

現行5シリーズは、ガソリンエンジン、ティーゼルエンジンともに48Vマイルドハイブリッド化されたことで全グレード電動化となりましたが、M5はM専用のプラグインハイブリッド「M ハイブリッド」を搭載します。

エンジンは、最高出力585ps／最大トルク750Nmを発揮する4.4L V8ガソリンツインターボで、組み合わされるモーターは最高出力197psを発揮。BMWが特許を取得した「プリ ギアリング」によりモーターのトルクを450Nmまで増強させ、システムトータルでは最高出力727ps／最大トルク1000Nmというスペックを誇ります。その結果、0-100km加速は3.5秒、中間加速の目安となる80-120km加速は2.2秒で到達します。

バッテリー容量は22.1kWhで、電気のみで最長約70kmの走行が可能。可変ステアリングレシオのスポーツステアリングやアダプティブMサスペンションは、スポーツ走行だけでなく日常の運転でも快適な乗り心地を提供します。

トランスミッションは、ドライブロジック付き8速ATを搭載。ドライブロジックとは、シフト特性を3段階から選択して、状況に応じた最適なギヤ比設定とレスポンスが得られるというもの。

「モード1」は効率的に、「モード2」ではシフト時間を短縮し俊敏な走りに、「モード3」はシフト時間を最大限短縮するため、MTに慣れたドライバーであれば複数のギヤを飛び越えたシフトダウンも可能。急カーブの手前などで一気に1速ギヤまで落とすなど、サーキットでの走りに適した設定となっています。

また「モード3」では、エンジンがレブリミットに達しても強制シフトアップしないので、ハイパワーを存分に楽しめるモードとなっています。