新型フォレスター、WRX STI タイプ RA-RはSTIパフォーマンスパーツでどう変わった?
掲載 更新 carview! 文:小林 秀雄/写真:中野 英幸
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続いて試乗させてもらったのが、STIの30周年を記念してリリースされたコンプリートカーのWRX STI タイプ RA-R。500台の限定販売数は、残念ながら既に完売となっているが、あらためて車両の概略を紹介しておこう。
エンジンは、歴代のSTIコンプリートカーで最高のパフォーマンスを誇る「S208」にも採用された、329馬力のEJ20バランスドBOXERを搭載。ベース車であるWRX STIに対して約10kgの軽量化を施し、パワーウェイトレシオは「S208」を上回る。専用開発のサスペンションや摩擦係数の高いブレーキパッドを備え、タイヤはミシュランのパイロットスポーツ4Sを装着する。
そのWRX STI タイプ RA-Rに、STIはニュルでの走行試験などで効果を実証したエアロパーツ4点セットの「STIスタイルパッケージ」、フレキシブルタワーバー、フレキシブルドロースティフナー、フレキシブルサポートサブフレームリヤの補剛パーツ3点セットの「コンプリートキット」を設定。その2つをワンセットにした「STIパフォーマンスパッケージ」もラインナップし、それが今回の試乗車にも装着されていた。
WRX STI タイプ RA-Rをワインディングで走らせると、コーナー入口ではノーズがすっと切れ込み、出口では路面にタイヤがへばりついてトラクションを逃さない。まるで運転がうまくなったように錯覚してしまう。500台限定の同車をゲットできた幸運なオーナーであれば、STIパフォーマンスパーツが愛車にもたらすプラスアルファを、より深く実感することができるのではないだろうか。
次のページ>>STIの体幹チューニングが施された新型フォレスター(~20枚目)、STIパフォーマンスパッケージ装着のWRX STI タイプ RA-R(21枚目~45枚目)
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