テスラにエンジン積んでみました。カスタムカーの祭典【SEMA2021レポその3】

エンタメ性も感じられる新しい公共交通の姿

送迎に提供されるテスラはさすがに自動運転というわけではなく、ちゃんと人間のドライバーが運転してくれます。直線区間に入るとわざと加速するよう教育されているようで、まるで何かのアトラクションのよう。刻々と間接照明の色が変わるトンネル内を走る間、センターディスプレイには常に車体との間隔を示すアラートが表示されていました。

現在はコンベンション・センターのウエスト、セントラル、サウスの各ホールを繋ぐに留まりますが、将来的にはラスベガスの街中に地下トンネルを延伸し、カジノや空港などの主要スポットに短時間で移動できるようにするそうです。実際そうなるにはもう少し時間がかかりそうですが、SEMAを取材する身としては現状でも大満足！　ただ、恒久的に無料というわけにはいかないんでしょうねえ、きっと……。

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