新型コンチネンタルGT 走りはどう変わったか?
掲載 更新 carview! 文:渡辺 敏史/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:渡辺 敏史/写真:ベントレー モーターズ ジャパン
そのボンネットに搭載されるエンジンは、もはやベントレーの数的主力となった6リッターのW12気筒。初代ベースのスーパースポーツでは612psまで高められていた出力は575psに抑えられるが、この差異に深い意味がないことはなによりカスタマーがよく知っている。むしろ注目すべきは構成部品を刷新してのフィーリングの改善や、フレックスフュエルの対応による仕向地でのCO2削減への配慮といったところだろう。
これに合わせられるミッションは従来と同様のZF製6速ATだが、こちらは構成部品や制御系のリファインにより、変速スピードを従来比で半減させたほか、ブリッパーの採用、そして2段落としでの変速も可能になった。また、フルタイム4WDの駆動配分は従来の50:50から、初代スーパースポーツと同様の40:60へと若干後傾化させ、リア側の蹴り出し感や旋回性を高めるセットアップがなされている。装着されるタイヤは標準で20インチ、オプションで21インチ。更にマリナーパッケージには専用意匠の21インチホイールも用意される。
前41mm、後48mm拡大されたトレッドに併せて構成部品が一新されたサスペンションは前型同様、4段階のダンピングコントロールを持ち、減衰レートはセンターコンソールのモニターを介して把握、調整する。そのマルチメディアインターフェースは8インチのタッチスクリーン式に置き換えられ、空調コントローラーは独立したものとなった。内装のデザインも従来の意匠を踏襲するものの、全てを一新。エアチャンバー式のマッサージ機能を備えたシートは薄型化と背面形状の工夫によって、後席に従来比プラス46mmのニークリアランスを生み出している。
その他、ウェザーストリップやインシュレーター、メタルシート類、ガラス類の変更により、140km/h時の車内騒音は11~14%減少したという。AVは30GBのHDDミュージックレジスター機能に加えて、iPodのコネクトシステムやSDカードのソース再生も可能。無論地上デジタル波TVやDVDも再生可能と今日のメジャーメディアは全て網羅している。オプションで用意されるのはベントレーではお馴染みとなったネイム製のプレミアムサウンドシステムだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
サーブ博物館(Saab Car Museum) マニア必見の展示車両 20選 知られざる宝物たち
王者「アルファード&ヴェルファイア」にライバル誕生! 2026年登場の「日産の新型LLミニバン」はアルヴェルの牙城を崩せるか?
ポルシェ911初のハイブリッド「カレラGTS」、ワールドパフォーマンスカー賞を受賞
「知的で上品な佇まいがGood」新型アウディ『A6セダン』のデザインにSNS興奮「リアがかっこよすぎる」
後席シートベルト、してる?後席シートベルト非着用時の危険性
RAV4 PHEVがバカッ速! ラリーで2連勝というから「グラベル」かと思いきや「ターマック」だった!!
「意中の相手と密室とか最高じゃないか!」と思いきやドライブデートは諸刃の剣!! 会話が続かず「地獄の沈黙」が訪れたらどうする?
未だに沖縄で“終わらない戦後処理”を続ける人々 戦闘で残された不発弾の完全処理まで後何年?
【正式結果】2025スーパーフォーミュラ第3戦もてぎ 決勝
【中国】トヨタが新型クーペセダン「bZ7」世界初公開へ 全長5m級の大型モデル!? 高級感ありそうなスタイリング採用!? 上海ショーにてまもなくお披露目、特徴は?
マセラティが高級家具メーカーとコラボ…「グレカーレ・ジョルジェッティ・エディション」のインテリアはロマンチック!
車両も装備も用意してくれて仲間内で楽しめるジムカーナイベントが誕生間近! フォーミュラジムカーナの新たな試みを社長から一般社員まで交通タイムス社一同で体験してみた
【公開直前】ジープ伝統の「7スロットグリル」がない!? 新型「コンパス」デザイン一新で日本導入は26年予定
「N-BOX」が一部改良で、ダーク&ゴージャス度を引き上げ。価格は約5~9万円と小幅に上昇
【独自】BMW新型「X5」は“シャークノーズ×縦長キドニー”で大胆イメチェン…26年末生産開始
「レクサスLM」の“7人乗り”廉価仕様は1300~1400万円か。日本発売が見えてきた理由とは
【良い車あるじゃないか!】日産の小型SUV「デュアリス」日本復活の実現度は? 新型のEV仕様が上陸か
【直前】レクサス新型「ES」の最終デザインはコレ! “フラッグシップ化”で「LS」は終焉か…4月23日正式公開
【エルグランドが販売終了へ】後継モデルは“走り重視”の高級ミニバンで独自のファン層を獲得へ
“クラウンのSUV化”は本当に成功だったのか? 「エステート」の売れ行きと“前年割れ”の理由
【オーナーの評価】人気SUV「カローラクロス」は燃費と走りの満足度高め。気になるところは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!