近未来のミニバン、VWのEVコンセプトモデル「BUDD-e」にCESで試乗
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
NFC(Near Field Communication)によって運転席のドアは手を近づけ、手前に引くとまるで「Open Sesame!」魔法のドアのように開く。リアのスライド・ドアは手を横方向に振ると同じように開閉可能である。昔のVWバスのように横にステアリングスポークが伸びたマルチファンクション・ステアリングホイールを握り、まずは床から伸びているはずのシフトレバーを探すが、そんなものは存在しない。正面のセンターコンソールにあるLEDスイッチのDをタッチするとスタート準備完了である。
EVは通常、立ち上がりトルクの大きな電気モーターによって鋭い加速をするものだが、この電動バスのスタートはややもっさり、踏み込んだアクセルペダルに対しても緩慢に動き出す。しかしすぐに周囲の交通に邪魔されない時速40マイルの速度に達する。シャーシの動きはまだプロトタイプの域を出ていないので、21インチホイールが低速ではバタバタと動き、必ずしも快適とは言えない。それでも床下に低く収納されたバッテリーのお陰で、背の高いBUDD-eはとても安定した挙動を示し、速度を増して行くと穏やかな大海を行くクルーザーのように安定してくる。
またブレーキはキネティックエネルギーを回収しているために、やや不自然な制動力を発揮した。一方、大きなボディ、さらに21インチホイールにも関わらず、リアステアリング・システム(4WS)で回転直径は 11.5mと小さく、実際にラスベガス郊外の一般道路では、ステアリングを途中で切り返さなくてもUターンする事ができた。
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