近未来のミニバン、VWのEVコンセプトモデル「BUDD-e」にCESで試乗

EV専用モジュール「MEB」がベース

このB-EVミニバンは、フォルクスワーゲンがEV専用に開発したモジュール「MEB」をベースにし、床下に電池をフラットに搭載するレイアウトを持っている。このコンセプトモデルには92.4kWhのエネルギー容量を持ったリチウムイオン電池(おそらくサムスンあるいはLG製)が収納され、前後アクスルにフランジされた110kWと125kWの電気モーターによって、ダイナミック性能は0-60マイルが6.9秒、最高速度は180km/hに制御される。

デザインには好き嫌いがあるので、ここで多くを語るつもりはないが、フロントのグリルはややアグレッシブ過ぎるように見える。確かに補機類、あるいは室内換気用フィルターを効果的に働かせるために空気の入り口が必要だったかもしれないが、昔のBulliのようなグリルレスで愛嬌のある顔にして欲しかった。