ハイブリッド車のパイオニア「プリウス」 現行モデルのグレードをチェックする
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 65
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現行型トヨタ プリウスの競合となる車種はいろいろ考えられますが、「売れている」という軸で考えるとキャラ的に被りそうなのはクラスは違えどハイブリッド車である日産「ノート e-POWER」でしょうか。
ノートe-POWERは“シリーズハイブリッド”と言われるタイプのハイブリッド車。ガソリンエンジンを搭載しているのですが、そのエンジンは走行のためには使われず、「発電のためだけにエンジンを回す」という仕組みを採用しています。
現行型プリウスとノート e-POWERの「どちらがより優れているか?」というのは微妙な問題ですが、あくまで燃費のみで語るとしたら、プリウス(2WD)のJC08モード燃費が37.2km/Lであるのに対し、ノートe-POWER(2WD)のJC08モード燃費は34.0km/L。
そして車両価格はノートe-POWERのほうが安価ですが、「先進安全装備を含めたプライス」で考えると、一概にプリウスが割高であるとも言えません。また「高級感」みたいな部分も――まぁ感じ方は人それぞれかもしれませんが――プリウスに分があるような気もします。
いずれにせよプリウスは、トヨタというメーカーのブランドイメージをある意味背負って立っている「先進的な一台」であるとは言えるはず。そのあたりにグッとくるのであれば、現行型のプリウスは、ユーザーにとっての素敵で実用的な“相棒”になることでしょう。
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