新アテンザ3モデル試乗 マツダの新世代が始まる
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:菊池 貴之
新型アテンザでまず注目はデザイン。アテンザの前身である初代カペラを手がけ、その後爆発的ヒットでマツダを復興させ神風といわれた初代FFファミリア、さらに3代目RE-7(FD3S)と数々の名車を手がけた佐藤洋一氏が今回チーフデザイナーを務めた。
デザインにおいてマツダは今、国産メーカーで最も個性が確立され、ブレがなく分かりやすい方向性を持つが、新型はその最新版たることに頷ける。先代同様セダン、ワゴン、スポーツの3ボディがあるが共通する特徴はCDセグメントとしては攻撃的ながら品が漂う表現で、この辺りは「大胆にして精妙」のテーマ通り。加えて空力性能も0.27とクラストップのCD値を誇る高性能で、これは欧州で徹底的に走ってデザインしたことの証だ。
パッケージング的には全幅で+15mm、ホイールベースで+50mm拡大されただけあり後席はFRセダンとは比べられぬ余裕がある。ラゲッジルームもセダンですらゴルフバック4つを余裕で飲み込むゆとりがあるほど。
メカニズムでは最新のタマ(=武器)があるわけではなく、従来技術熟成の表現が相応しい。トピックとしては新開発の2.5リッター直4の導入と電動パワステの採用の2点。このエンジンは最高出力170ps/最大トルク23.0kg-mと数値は平凡だが、大排気量にも関わらず元気の良さとパンチがあって、かつ大排気量らしく低速から扱いやすいのが特徴。しかもレギュラーガソリン仕様で10・15モード12.8km/リッターの燃費性能と4つ星を手にする。組み合わせるATは5速なのが残念(4WDは6速)だが、その分今や貴重なMTがワゴンとスポーツに設定される点は高評価だし、ズーム・ズームのマツダならではだ。
一方の電動パワステはRX-8用を熟成して採用。特にフィーリングには気を遣って開発したという。実際に試すと個体差が若干あったが、優れた個体は従来の油圧との差が分からないほど。その上でしっかり情報伝達性があると感じられた。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「格安」なのに見栄はしっかり張りたい! だったら輸入中古車を狙え!!
次世代ホンダを占う「次の一手」【石井昌道の自動車テクノロジー最前線】
ヴィンテージ感あふれるダイバーズウォッチをリッチな“ブラック&ゴールド”で再構築――スピニカーが挑む新境地とは
カワサキ「斬新4脚モビリティ」製品化! 本格悪路性能×「バイク技術」が融合した「スゴいマシン」35年にデビュー! 2030年「サウジアラビア・リヤド万博」会場で採用目指す
SUBARU公認“六連星”マリッジリング登場! クルマ好き夫婦に響く特別な指輪
タグ・ホイヤー、オメガ、ブライトリング──黒の表現がユニークな定番時計3選
荒々しさと静寂と――浅草発のウォッチブランド“KIWAME TOKYO ASAKUSA”「IWAO(巌)」は、巧みに作り上げたダイヤルの表情に注目
両端が離れすぎて、これじゃ見えない!? いえいえ、眼鏡ではありません!! 工具の一種『メガネレンチ』とは?
メルセデス・ベンツ新型「GLB」世界初公開! 全長4.7mに進化した3列7人乗りの大人気“コンパクトSUV” まずEVモデルが登場
じつはイメージと全然違う物流倉庫! 「じつは静か」「ガテン系のノリじゃない」謎の施設の真実をご紹介!!
8年ぶり全面刷新! 日産新型「流麗クロスオーバー」に問合せ“殺到”!? 全長4.4m“ボリューミーボディ”に「700km超え航続」も実現! 新時代の“日産の要”「リーフ」が販売店でも話題に
ハイエース200系専用「LEDコンソールボックス」が進化! 収納・充電・照明を1台で実現する理由
【まさかの“最強の商用車誕生”】トヨタ「プロボックス」一部改良で使い勝手が激変。ACC標準化で日常もアウトドアも“隠れ最適解”になった件
中国向け「RAV4」は“約378万円〜”の設定で登場。国内仕様コア/アドベンチャーの2モデル体制が示す市場差
スズキの小型SUV「eビターラ」発売まで約2ヶ月。現在の受注状況は? 補助金厚めで都市部を中心にジワジワ人気拡大中
日産エクストレイル次期型が徐々に姿を現す! 新たなデザインと進化型プラットフォームの特徴とは?
ホンダ「ヴェゼル」に追加設定された「RS」が“コンパクトSUVの大本命”と言える3つのワケ
26年発売の新型「スーパーワン」に販売店も期待大。ホンダが“小型BEVスポーツ”を市場投入する意図とは?
【まさかのアマゾンで買えるミク仕様】ダイハツ「ミクキャンバス2」登場! 約25万円で“さりげなく初音ミクを推せる軽”に変身する特別パッケージ
【日産の逆襲が本格化】新型「エルグランド」の中身がついに判明。美意識デザイン×e-POWER×プロパイロットで「アルファード」包囲網が整った
これは「N-BOX」越えちゃったかも。日産新型「ルークス」が子育て卒業層に提案する“軽でも高品質”という選択肢
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!