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ギャラン フォルティス スポーツバックに試乗

三菱流“漢”デザインの完成と機能の融合

というわけで本題のギャラン・フォルティス・スポーツパック。このクルマはいまの三菱車のある意味、象徴的存在かもしれない。

まず今どき珍しいミディアムクラスの5ドアハッチバック。他に国産車では、マツダ・アテンザぐらいしか思い浮かばない。一瞬、サーブなどヨーロッパ車のオシリっぽくも見えるが、要するにセダンでもワゴンでもない、なだらかでミステリアスなリアスタイル。セダンかワゴン、もしくはミニバンしかない国、日本ではその存在 そのものが貴重だ。しかもフォルティスはベースとなったセダンからしてデザインが個性的で、5ドアはそれを研ぎ澄ませたものになっている。

そもそも三菱デザインの真骨頂は、ある種アニメチックなまでの男性的デザインにあり、フォルティスはその逆スラントしたイカついフロントマスクがステキだった。まるでワシかサメのような攻撃的な表情は、三菱車でしかあり得ないテイストで、この顔に“三菱復活”を期したファンも多いはず。しかし、セダンは全体を通してみると案外無難で、スポーツバックの方がスポーティ。なぜなら真横から見た場合のクサビ型がより大きくなるし、リアが短く見えるからだ。特にそれはオプションのリアスポイラーを付けるとより強調される。

しかし、実際のサイズはスポーツバックの方が全長が15mm長く、全高が25mm高い。ホイールべースは2635mmと同じため居住性はほぼ変わらず、身長176センチの私が前後に座って、リアのヒザ回りにコブシ1つの余裕が出来るほどだが、ラゲッジスペースはそれなりに使えて、通常状態で最大長88×最大幅138センチの290リッター。日常的には十分なサイズだ。

三菱的なデザインと適度な実用性を同時に楽しめるという点では、いま一番のクルマかもしれない。

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