意外に知られていないけど楽しくて大人気！ ブリヂストンの「ファミリー交通安全パーク」に参加してみた

「ファミリー交通安全パーク」の様子

自転車用ヘルメット、正しく活用していますか？

次に訪れたのが自転車のコーナー。なんとロードレースのプロチームであるチーム・ブリヂストン・サイクリングのチームキャプテンを務める河野翔輝選手が、自転車の安全点検の方法を直接教えてくれた。

まずはブレーキレバーを握った状態で自転車を押してみて動かないかどうか、タイヤの空気圧は適正かどうかなど、自転車に乗る前にチェックすべき項目を指南してもらう。

空気入れの使い方、ライトの重要性についても学ぶことができた。そして今回特に勉強になったのが、自転車に乗る時の努力義務となっているヘルメットの正しい着用方法だ。

実は自転車の事故で亡くなった人の約60％が頭部の怪我が原因とのこと。いかにヘルメットが重要かを知るとともに、いざという時にズレたり外れたりしてしまわないよう、アジャスターの使い方やアゴ紐の調整方法など、意外と知っているようで知らない知識も教えていただくことができた。

また、自転車コーナーには子どもが食いつく鉄板ネタとも言える「うんこ交通安全ドリルコーナー」も併設。タブレットを使って出されるクイズに答えていく形式で、自転車に乗るときの安全知識を吸収することができる。

そして、より実践に近い形で安全運転を学べる「自転車シミュレーターコーナー」も開設。自転車に乗った時に遭遇し得る危険シーンを再現し、危険を予測する力を養っていく。

シミュレーターにまたがる子どもたちの面持ちも真剣そのもの。見通しの悪い交差点にどんな危険が潜んでいるか、きっと多くを学んでいたに違いない。

一方、もっと気楽に楽しむことができたのが、カワサキの大型バイク「ハヤブサ」やポケバイが展示されていたバイクコーナー。子どもたちもみんなニッコニコでバイクにまたがり、記念撮影を楽しんでいた。

もちろんそれだけではなく、クルマや自転車と同じく、タイヤの空気圧や摩耗度合いをチェックする展示も併設。楽しみながらタイヤの安全点検について学ぶことができた。