ボルボ XC60 T5 SE 廉価モデルの実力は?
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
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価格競争力もさることながら、T5の魅力としてボルボがアピールしているのが燃費性能だ。スタイリッシュで使い勝手のいいジャンルとして人気のSUVだが、今後、燃費によって足下をすくわれる危険性は十分にある。そんなリスクに対する回答のひとつが、ダウンサイジング直噴ターボエンジンとデュアルクラッチ式トランスミッションという、最新の技術トレンドに沿ったパワートレーン。それを搭載したT5は、単なる廉価版ではなく、エコロジーコンシャスなモデルとも言えるわけだ。
コストパフォーマンスが高く、なおかつエコロジーコンシャス。そんなT5の魅力にさらに華を添えるのが軽快なドライブフィールだ。エンジンのダウンサイジングとFF化によって大幅な軽量化を実現したことにより、T5は軽快な身のこなしを見せる。普通に街中を走っていても、重厚なT6との違いは明らかだが、ワインディングロードを走れば違いはさらに明確になる。T6もかなりスポーティーな走りをみせてくれるが、ターンインやS字の切り返しなどで感じる鼻先の軽さはT5が上。加えて、ボルボがパワーシフトと呼ぶDCTもスポーティーなフィーリングを演出する。VWやアウディのDCTと比べると穏やかなセッティングを与えられているものの、T6のトルコンATと比べると、よりダイレクトな駆動フィールを味わうことができる。
スポーティーで若々しくスタイリッシュな新世代ボルボとして、世界中で高い人気を獲得したXC60。T5の登場によって、その魅力にはさらに磨きがかかった。SUVの購入を考えているなら、是非とも候補リストに加えることをオススメしたい。
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